6月24日、米マイクロソフトはオンライン発表会でWindows11を正式発表した。マイクロソフトは2015年にWindows10を発表した際に今後はメジャーバージョンアップは行なわず、「機能アップグレード」と呼ばれる半年に1度の機能やセキュリティーパッチなどを含んだアップグレードを提供するアジャイル開発方式を採用したと公表していたのだが‥‥。
どうなってるんだ。話が違うじゃねえか!
と言いたいところだが、マイクロソフト様に逆らえる筈も無く‥‥。
そのWindows11だが、既に「開発版」という開発者やアドバンスドユーザー向けのアップグレードが提供されているが、当然メインのPCでこれを試すのは危険過ぎるから、余程のモノ好きというかマニアが余っているPCにインストールして喜ぶ事になる。
それで、一般向けには今年後半から提供と言われているが、7月って後半じゃねぇの、と言いたいところだが、まあ今年中と思えば良いだろう。
問題は現在使用中のPCでWindows11が使えるのか?という事だが、最大の問題は「TPM2.0」というセキュリティ用のハードウェアが搭載されている必要がある事で、これが無いPCではWindows10サポート終了時には買い替えるしかない。
とはいえマイクロソフトでは、Windows10は少なくとも2025年10月14日まではサポートを継続するとしているから、あと4年はあるのだが‥‥。
それではTPM2.0は何時頃から搭載されていたのかといえば、2013年6月以前は全く対応していない。それ以降から2016年7月まではPCにより搭載していたりなかったりと固体によって異なる。そして2016年8月以降であれば全てにTPM2.0が搭載されている。
という事は未対応で一番新しい2016年7月モデルを持っているとすると、Windows10のサポートが終了するまで9年間使用できる事になり、まあ9年間使ったPCなら、ハードウェア的にもそろそろ寿命と思って買い替えるのが普通だろう。
なお、対応可能な場合、Windows10からのアップデートは無償となる。
ところで、所有しているPCが果たしてTPM2.0に対応しているかどうかを調べるには
① 画面左下のスタートを右クリック
② デバイスマネージャーをクリック
③ デバイスマネージャーの表示に「セキュリティデバイス」という表示があればOK(青枠内)
しかし、この表示が無い場合はTPM2.0無し⇒Windows11へのアップグレードは出来ない
因みに我が家のメインPCはというと、青枠では無かった(泣
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