中共では今年5月以降、広東省の多くの都市で電力制限が実施され、更に南部5省(下図赤線)全体でも同様な事態が発生している。現在の状況では更に北部(下図黄線)にも広がっていて、要するに電力不足は中共全土に広がっているということか。
電力不足の原因としては、昨年から石炭不足が指摘されていた。これはオーストラリアへの制裁として石炭輸入を禁止した事から、火力発電所の燃料不足になるというブーメラン現象が原因だった。
⇒中国が豪州からの輸入規制で電力と食料不足のブーメランを食らう
ところが最近、電力不足のもう一つの原因が指摘されている。それは5G通信の促進のために、71万8000を超える5G基地局が設置され、これが原因となっているというのだ。5G基地局の電力消費量は4G基地局の3倍以上で、2026年までに5G基地局の電力消費量は社会全体の消費量の2.1%まで上昇する、と言われている。
電力と言えば、中共が急激な普及に突っ走っている電気自動車(BEV)も、その充電時の電力は膨大となるだろう。実際に日本で日産リーフを買って、自宅に充電設備を設置したら一晩中30Aの電力を使い、自慢の豪邸のエアコンは夜間使用できず、窓を開けて汗びっちょりという笑い話を聞いた事がある。
中共が電気自動車を推進しているのは、自国にエンジン製造技術が無い事から、エンジンの無いEVで自動車の世界展開をしよう、という安易な考えだが、5G通信で電力不足となる程度の電力インフラでは、EVなんか推進したら、更に深刻な電力不足を招くだろう。
まあ、中共は全てにおいて限界に達しているし、ウイルスパンデミックも中共の生物兵器が原因だったというストーリーが主流となり、しかも人民解放軍の実力は見掛けだけのハッタリである事もバレ、今や中国共産党崩壊寸前という状況だ。
さーて、中共はいつまで持つのか、これは見ものだ。
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