日本の石油・天然ガス開発企業INPEXがサムスン重工に損害賠償を求め提訴

 

韓国のメディア(朝鮮日報)が6月8日に伝えたところでは
『サムスン重工業は8日、日本の石油・天然ガス開発企業INPEX(国際石油開発帝石)から4億8000万ドル(約530億円)規模の損害賠償を求める反訴を提起されたと明らかにした』

この問題は最初に今年4月にサムスン重工がINPEXを相手取り、未払いの契約金残金と追加費用の支払いを求める訴訟をシンガポール仲裁裁判所に提起したが、今回INPEXはこれに対して反訴した、というものだ。

それでこの問題の経緯はというと、サムスン重工が2012年にINPEXから海洋生産設備(CPF:Central Processing Facility)を受注し、その後2017年にCPFが巨済造船所を出港してから、2019年にかけて海上での設置および試運転準備作業を実施・完了した、とサムスン重工は説明している。

しかしINPEX側は、サムスン重工の工程遅延によって海上作業の工期が遅れたとして、残金1億1,600万ドルの支払いを拒否してきた。

因みにこの国際石油開発帝石株式会社(INPES)とは国内外で石油・天然ガス等の権益を持つ大手石油開発企業で、2006年に国際石油開発と帝国石油の経営統合により誕生した企業だ。筆頭株主は経済産業大臣という事からも判るように、完全な国策会社だ。

そのINPESが韓国企業に大型海上プラントを発注した事が間違いなのだが、これは日本の政治家や官僚には韓国とベッタリな輩も結構多かった証拠でもある。しかし、偉大なる文ちゃんの極端な反日政策のお陰で、日本国民の多くが韓国の実態に気が付いた今なら、間違っても韓国に巨大プラントの発注なんてしないだろうが‥‥。

それで、同社に限らず韓国の3大造船会社(大宇造船海洋、現代重工、サムスン重工)は、技術も無いのに無理な海洋プラントを受注して、片っ端から大幅な赤字を記録してきた。

技術が無いのだから、プラントがマトモに完成する筈も無く、世界中で損出と納期遅から訴訟されている。

これにより2015年辺りからは毎年大幅な赤字を出しているこれら韓国の3大造船会社だが、今だに何とか存続している。因みに2020年1~9月のサムスン重工の営業赤字は7690億ウォン(約707億円)だった。

そんな訳で、世界中から損害賠償のアラシとなっているのだから、もういい加減に潰れてもらいたいものだ。

 

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