インドネシア向け護衛艦を共同生産方式で受注を目指す

 

日本政府が海上自衛隊の護衛艦を原型にした「共同生産」方式で、インドネシアへの艦艇の受注を目指すという報道を産経新聞が伝えている。

なにやら共同生産方式とかややこしいが、これは平成26年策定の防衛装備移転三原則で「輸出」を認め得るのは救難や警戒監視などに用いられる装備に限られ、殺傷能力のある護衛艦は輸出では無く、共同生産で無ければ認められないため、という。

何やら、ここでも「平和憲法」が足を引っ張っているようだ。

そしてインドネシアとの共同生産方式の原型となるのは来年3月就役予定の新型護衛艦「FFM」を考えているという。護衛艦とは言うモノの、世界の常識ではバリバリの最新鋭ステルス形状フリゲート艦だが‥‥。あっ、いや、護衛艦です!

しかしねぇ、共同生産となれば、相手国に機密が漏れる事はないのだろうか?

インドネシアといえば、高速鉄道建設で日本の新幹線を採用する予定から、2015年に突然中共を採用したが、その後数々のトラブルから未だ開業に至っていない。そして、この機に及んで、日本への協力を求めているという状況もあり、一概に信用できない面がある。

そして、この護衛艦はインドネシアとしては南シナ海で中国の威圧に対する牽制の為というのが大きな導入目的であり、何やらややこしい。

ところで、インドネシアがFFM、すなわち「もがみ型」相当の艦を就役させると、実は中共のフリゲート艦054Aよりも圧倒的に勝ってしまう。
【自衛隊 vs 人民解放軍】 フリゲート艦

これって、中共は妨害してこないのだろうか?

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