中共とロシアが偽情報で欧米ワクチンの不信感を植え付けている

 

ロイターによると『欧州連合(EU)は、4月28日に公表した報告書で、ロシアと中国のメディアが西側諸国の新型コロナウイルスワクチンに対する不信感を広めるために組織的に偽情報を流布しているとの見解を示した』と報道されている。

報告書では『両国の国営メディアが昨年12月から4月にかけて、ワクチンの安全性に関する懸念を扇情的に伝えるフェイクニュースを複数の言語でオンライン上に流し、欧州におけるワクチン接種と死亡例との間に根拠のない関連性を持たせ、ロシア製および中国製のワクチンが優れていると示した』という。

この偽情報により、欧米製のワクチンへの信頼を損なわせ、自国のワクチンを売り込むのが目的というが‥‥。

まあ、ロシアといえば、トランプ氏を貶めるためにDSが仕組んだロシアンゲート疑惑で悪者にされたりと、DSにとってプーチン大統領はトランプ氏と同じく「敵」だから、今回も偽情報を流したという事実が、実は偽情報、という事も十分に有り得る。

ところで、ロシア製ワクチンと言えは、ポスト団塊世代以前の読者なら覚えていると思うが、1961年(昭和36年)にポリオ(小児麻痺)が大流行して、この対策としてのワクチンが全く不足していた。当時、お金持ちは我が子のために自費で物凄く高いワクチン注射をしていたが、一般庶民には行き渡らず、国中が大いなる不安に包まれていた。

そんな状況で、当時未だ承認されていなかったソ連製の生ワクチンを緊急承認して輸入し、小学生全員に投与したのだった。当時、指定された日曜日に学校に行って、散々待った挙句に自分の番が来て、保健室で小さな錠剤2錠を渡され、これを飲んだ事は今でも覚えている。

その結果は‥‥患者は激減し、ワクチン投与前は6,500人の患者がいたが、投与から3年後には100人を下回るという大成功だった。当時は米ソ冷戦の真っただ中であり、日本がソ連に頼るなんて信じられなかったが、ソ連、すなわち現ロシアのワクチン技術も馬鹿にしたものでは無い。

そして、中共については、まあ十分に考えられる。

 

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