中共は米半導体技術を利用して高性能兵器を作っている

 

ワシントンポスト誌が伝えることろによると、中共南西部にある軍の秘密施設で、スーパーコンピュータを使用して、大気中を高速で移動する極超音速機の熱と効力をシミュレートしている、という。
China builds advanced weapons systems using American chip technology
中国は、アメリカのチップ技術を用いて先進の兵器システムを構築します

このミサイルは、当然米国空母や台湾がターゲットだろう。このスパコンは米国のソフトウェアを使用してPhytium Technology(天津飛騰信息技术有限公司)によって設計され、台湾で生産されたチップを搭載している、という。

Phytium Technologyは中国国防科技大学で開発しているプロセッサーを商用利用している企業で、1983年以来、中共のスパコンに使用されている。そしてPhytiumはIntelのような世界的なプロセッサーメーカーを目指している。

また極超音速試験施設は中国空力研究開発センター(CARDC)にあり、これらPhytiumとCARDCは米国の技術により、音速の5倍を超えるミサイルの開発を行っているという。

これに対して、米国政府はPhytiumと他の6つの中共の研究所を輸出禁止先に指定し、技術の流出を防止している。とは言え、中共がこれらの先端技術関連品を米国から年間3千億ドル以上も購入している事は、米国企業からすれば上得意先であり、これを長い目で見て米国の損出と割り切れるかという問題もある。

ところで、廃棄空母を買って必死でリサイクルしたり、それを新たにコピーしているような技術力で、音速の5倍のミサイルをモノに出来るのだろうか?

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