『佐川急便は13日、宅配事業で使っている全ての軽自動車7,200台を電気自動車(EV)に切り替えると発表した。脱炭素に向けた取り組みで、来年9月から導入を始め、2030年度までに配備を終える計画だ。』と、読売新聞などが伝えている。
このEVは宅配向けに特化した車で、新興のEV設計会社と共同開発したというが、いくらエンジンを使用しないEVとはいえ、新興の中小企業に開発出来るほど、クルマは甘くない。それに生産はどうするのだろうか?
と、思っていたら、車両の生産は中国の五菱汽車が担当する、という。
五菱汽車は現地価格が50万円という低価格EV、五菱宏光 MINI EV がベストセラーになっている事で、近年急激に注目されている中共のメーカーで、成程、そういう事だったのか。
⇒3月17日 本篇日記 五菱宏光 MINI EV と iMiVE
五菱汽車は、MINI EV以外には商用車(写真下)も生産しているから、その経験を生かして日本の軽ハイトワゴンをパクって、これにMINI EVのコンポーネントを組み合わせれば、成程上の写真のようなものが出来ても不思議はない。そして中共でも、このミニEV商用車を販売するだろう。
結局、日本のベンチャーメーカー云々というのは、若しかしてら中共のダミーというか、日本の出先機関のような気もする。
それにしても米国を始め、西側陣営がクリーンネットワークを推進しているこの時期に、中共とのコラボなんて、ちょっとヤバいでしょう。
そのうち制裁食らっても知らないよぉ。
それとも、佐川グループは米国との取引は無いから良いのかな?
コメントを残す