KF-Xといえば、韓国が開発中の次期戦闘機であり、「F-35並のステルス性能とF-16に勝る運動性能を持つ」という世界一の戦闘機、と韓国が言っているものだ(笑
このKF-Xが3月の発表では来月(要するに今月)公開と言っていたから、そろそろかな?
⇒韓国型戦闘機KF-X 遂に来月公開
そのKF-Xに対して、既に米国は2015年9月に最新の戦闘機に必須の4大核心技術の移転を拒否していた事が発覚した。その核心技術とは
1.AESA(アクティブ電子走査アレイ)レーダー
2.赤外線捜索・追尾システム(IRST)
3.電子光学ターゲティング・ポッド(EOTGP)
4.電子戦ジャマー(かく乱装置)
の統合技術であり、これが無いと目標を補足し、精密攻撃を行い、電子戦で生き残る事が出来ない、要するに戦闘機の役目をしない、という事になる。
この問題を当時の空軍参謀総長は国政監査で「米国が4大技術を提供しなくとも、ウリらで開発するので問題は無いニダ」と大見得を切っていたが、勿論そんな事は誰も信じていなかった、という。そりゃあ、そうだろう。何を作ってもお笑い兵器の韓国軍が、事もあろうに最新鋭戦闘機を初めて独力で作るなんて‥‥。
ところが昨年8月「AESAを世界で12番目に開発したニダ」と試作品の出庫式を行っている。その1カ月後には、KAI(韓国航空宇宙産業)でKF-X試作機の最終組み立て着手式が開催された。ほお~っ、「式」が好きだねぇ(笑
そして今週中にはKF-X試作1号機を一般に公開する出庫式(また式だ)が開かれるとか。おおっ、これはもう韓国人は嬉しくて国をあげてホルホルしている事だろう。何しろ、2001年に当時の金大中大統領が「2015年までに最新鋭の韓国製戦闘機を開発する」と宣言してから、苦節20年!遂にその日が来たのだ。
KF-Xは一部に第5世代ステルス機の性能を備えている4.5世代戦闘機と呼ばれる(と、韓国が申しております)事から、米国F-22「ラプター」に引っ掛けて「ベビーラプター」と呼んで、これまたホルホルしているのだった。
さてそれで、KF-X試作1号機が今月公開されたとして、実際の初飛行は来年の予定で、それから試験飛行を繰り返す事になり、勿論まともに飛ぶわけが無い。そして極めつけは冒頭のように、4大核心技術をこらから開発するらしいが、ハテ、完成はいつごろだろうか?
って、いや、永遠に完成しないのは判り切った事だが、これで韓国軍は陸・海に加えて空軍でも核心兵器の開発に失敗して、増々お笑い韓国軍、世界の吉本新喜劇としての地位を確定する事は間違いない!
いや、目出度し、目出度し。
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