フリゲート艦とは、かの有名なジェーン海軍年鑑では巡洋艦や駆逐艦よりも小さい水上戦闘艦を表すとしている。
実は何故に今回、このフリゲート艦に焦点を合わせたかと言うと、尖閣や南シナ海南沙諸島などで、中共の軍事的進出が目立つ事や、中共がここ数年で凄まじいい勢いで海軍力の増強を行っている事もあり、現代の海軍力では極めて重要なフリゲート艦について日本と中共の軍事力を比べたみよう、というのが目的だ。
そこで日中の最新フリゲート艦のスペックを比較してみる。なお参考としてイタリアのカルロ・ベルガミーニ級、ロシアのアドミラル・ゴルシコフ級も掲載しておく。
海上自衛隊 もがみ型
海上自衛隊では当然ながら戦闘艦に相当するものは全て護衛艦と呼ぶ。空母だってヘリコプター護衛艦なのだから、フリゲート艦も当然護衛艦!
そしてフリゲート艦に相当するのが最新開発のもがみ型で、上の表でも中共054Aに対してパワーや速度などで圧倒している。しかもそのスタイルを見れば、他国を圧倒する完全なステルス形状で、ハッキリ言って不気味であり、K国なんか本心ではビビッているだろう。
ところが、もがみ型に対してK国では「日本の新型護衛艦は小さいニダ」とホルホルしているとか‥‥。相変わらずバカですねぇ。
もがみの特徴としてハイテク使用により人手を掛けずに運行出来る事で、海自の人員不足を踏まえた省人化を行っている。
この最強のフリゲート艦だが‥‥
今現在では1隻が艤装中、そして1隻が進水したところで、就役している艦は未だ無い!
人民解放軍 054A型
中共の最新フリゲート艦は2008年から就役している054A型で、現在までに30隻が就役中で、今後20隻が追加され合計50隻体制となるようで、数でいえば自衛隊を完全に圧倒している。
054Aは排水量では他の3国よりも小さいし、パワーも少なく、最高速度ももがみよりも低い。外観はある程度ステルス性を考慮しているのだろうが、これまたもがみと比較すれば大したことは無い。
エンジンや戦術情報処理装置など主要部分はフランス製を使用している。う~ん、フランスねぇ。余計な事をしやがって!
この054A型の実践能力は判らないが、果たして使い物になるのだろうか?
イタリア海軍 カルロ・ベルガミーニ級
2013年から就役しているイタリア海軍のフリゲート艦で、現在10隻が就役中となっている。昨年5月には発展型となる次期モデルが発表されている。
ロシア海軍 アドミラル・ゴルシコフ級
ロシアの最新フリゲート艦は2006年から建造が始まったが、1番艦が就役したのは、何と2018年で、現在これに加えて2番艦も就役している。そして現在、1隻が艤装中で4隻が建造中であり、計画では合計15隻体制にするようだ。
1番艦は起工から就役までに12年も掛かっているのは、それだけ難航したと言う事で、これに比べて中共の開発と製造の早さが際立っている。
と言う事で、とにかく日本も早いところもがみ型を増強しないと手遅れになりそうだ。まあ中共のガラクタがどこまで使えるかは判らないが、戦闘には至らないものの、神経戦となれば、最新フリゲート艦をずらりと並べた方がハッタリは効く。
もがみ型の建造は現在三菱重工と三井E&Sで行われているが、入札には参加したジャパンマリンユナイテッド(IHI系)も含めて日本の総力を集めて、計画の前倒しが必要なのだが、まあ売国野党、いやそれ以上に自民党の一部親中派が反対するだろう。
やっぱり、2Fを何とかしないとねぇ。
話は変わって、元総理だった橋本龍太郎氏は、突然腸が腐る奇病であっと言う間に亡くなったなぁ。小渕恵三氏も突然の一過性脳虚血発作で亡くなったっけ。
その昔(1960年)、社会党委員長の浅沼稲次郎氏は右翼少年に刺されて死亡したなぁ。
オウムの村井秀夫幹部は、暴力団構成員に刺殺されたなぁ。
あっ、いや、本題とは全く関係無いので、念のため。(危ねぇ、あぶねえ)
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