米軍が太平洋のミサイル基地で中共封じ込め

 

米軍は中共有事の際に、最重要拠点となるグァムに陸上配備型迎撃ミサイルシステムを導入し、要塞化を進める意向を示している。

更に、過去6カ月間で、中国軍機が台湾周辺を威嚇飛行する回数が増加している事から、台湾の防衛能力向上を支援する必要性も訴えている。

この中国の強引な政策は、実は中国側から見た逆さ地図で考えると、その理由が良く判るのだった。

これを見ると、中国が太平洋に出るためには第一列島線の確保が絶対に必要である事が理解できる。しかも、中国から見れば第一列島線の延長に沿って領土を持つ日本が、如何に邪魔な存在かも、よ~く判る。ここに強力な米軍が居るのだから、台湾と南シナ海を何とか抑えないと、大洋に出られない大国では洒落にならない。

そして、中国が尖閣に手を出したいのも、第一列島線を突破するには、台湾と共に尖閣を手中に収める事が絶対に必要となるのだった。何故なら、例え南シナ海を押さえたとしても、太平洋に出るには狭い海峡を通る必要があり、やはりどうしても台湾~尖閣ラインを自由に航行したいところだ。

ところで、米国は梅ちゃんが大統領になれば中共に対しての強行な包囲網を緩めるのではないか、との見方が強かったが、やっぱり大統領風味らしく、軍の中共に対する強硬な方針には変わりは無さそうだ。

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