英国公衆衛生庁(PHE)は今年に入ってからのインフルエンザ感染者がゼロと発表した。まあ、本当にゼロかどうかは判らないが、兎に角限りなく少ない事は間違いなさそうだ。
では日本はというと、2020年9月から2021年2月末までの統計(厚生労働省)では、全国の小・中・高校での累計患者数が59人!今週(2月22日~2月28日)では昨年が22,885人であったのに対して、今年は‥‥ゼロ!!
成程、日本も英国もインフルエンザは事実上のゼロだった。
この理由は、まあ偉い先生が色々と考察しているようだが、コロナ対策で多くの国民がマスクをしたり手洗いや消毒など気を使った事で、インフルエンザへの感染も劇的に減った、という事は確かに大きな理由だろう。
それならコロナが収まっても同じ生活をすれば良い、と言ったって、今は経済活動の大ダメージと引き換えに感染を押さえている訳で、インフルエンザが絶滅するまでに経済が終わってしまう。
実はもう一つ、インフルエンザが流行しない理由として、ウイルスの世界にも縄張りみたいなものがあるらしく、より強力なウイルスが蔓延すると、弱いウイルスは駆逐されてしまう、という話だ。何やら猛獣界の掟みたいだが、ウイルスなんて遺伝子しか無いヘンテコな生物だか何だか判らないモノのくせに、人間の体を騙して自分が増殖したり、都合の良いように変異したりと、どう考えても知能があるように感じてしまう。これぁ、宇宙人か悪魔の贈り物か‥‥。
まあ、我々が子供のころはウイルスが黴菌に比べて小さ過ぎて、当時の技術ではその正体がわからなかったくらいで、現代の技術があって初めてその内容が解ってきたくらいだから、まだまだ未解決な事は多いだろう。
それにしても、問題の新型コロナだが、100年前のスペイン風邪のように、今年は程々で来年にはほぼ収まる‥‥なら良いが‥‥。
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