前回の”ホワイトハウスが夜は真っ暗っていう話は本当なのか?”の続編として、梅ちゃんがホワイトハウスには居ないという噂について、大統領執務室を検証してみる。
先ずは梅ちゃんが大統領執務室でデスクに座っている写真から。
次に寅さんの場合は
一見して違いが判るのは絨毯のデザインだ。
人によっては大統領が代ったのだから、前大統領である寅さんとは違うデザインの絨毯に代えるのは当然だ、とか言っているが、いやチョイと待てよ。こんな特殊で馬鹿デカい絨毯が直ぐに出来る訳が無いし、工事期間だって必要だろう。どう考えても1週間やそこらで出来る訳もない。
そこで囁かれているのが、アーカンソー州にあるビル・クリントン元大統領時代の8年間について詳しく展示した「クリントンセンター」にある大統領執務室のレプリカにそっくりだ、という話だ。
ここはいわゆる観光施設であり、その中にはクリントン氏の現役時代の大統領執務室をそっくりと再現し、訪問者は大統領のデスクの前に座って記念写真も撮れる、という施設があるという事だ。
成程、その絨毯は、梅ちゃんの執務室と言われている写真と同じだから、ここで撮影しているという事もあり得る。
しかし、それ以上に囁かれているのは、キャッスル・ロック・エンターテインメントというワーナー傘下の映画・テレビ制作会社の持つスタジオに大統領執務室そっくりのセットがあり、これを使用しているという話だ。
このセットは1995年に制作された映画”American President”のセットとしてロサンゼルスのカルバーロットに作られたもので、現在も使用されてるという (写真下) 。
おおっ、確かにこの絨毯も同じデザインだ。そしてこのスタジオのホワイトハウスセット付近は、今現在は夜も明かりが灯っているというから、夜は真っ暗と言われている本物のホワイトハウスとは対照的だ。
という事で、映画のセットでのフェイク執務室説は、結構信頼性がありそうだ。
【追伸】
その後、下の写真を見つけた。
セットの壁がずれている。早く大道具さんを呼んで直さなきゃ(爆
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