お笑い韓国製自走砲K9をオーストラリアが購入?

 

オーストラリアに対して、韓国製自走砲K9を製造するハンファ・ディフェンスからK9自走砲30台とK10弾薬運搬車を15台を輸出する、と韓国のマスコミがホルホルしている。

ええっ~、K9自走砲って、連射性能は実射射撃で5分間に4発しか発射できないし、2010年11月に北朝鮮が延坪島を砲撃した事件では、6門のうち3門が故障して使い物にならなかった。しかも命中率は80発中3発だったとか、駆動装置はハウジングに亀裂が入ったり、クラッチが滑って動力が伝わらなかったり、という超お笑い兵器だが?
韓国政府 お笑い自走砲K9のエンジンを国産化

オーストラリア政府は気でも狂ったのか?

いや実は、採用が決まった訳では無く、あくまで候補になっただけで、今後選定を進めるということで、評価試験でボロがでればそれで終わりだ。

と思ったらば、事実上はK-9の採用がほぼ内定している状況という。このK-9はお笑い兵器の割にはトルコ、フィンランド、インド、ノルウェー、エストニアで採用されているという。その理由はといえば‥‥

国際市場で入手できる装軌(キャタピラー)型自走砲はこのK-9以外にはドイツ製のPzh2000しかなく、しかもPzh2000(6.3憶円)の価格はK-9(3.8憶円)の約2倍と高価な事から、他に選択肢が無いのだった。

しかも、良く良く調べてみると

フィンランド
韓国陸軍で使用していた中古48両をオーバーホールして輸出するもので、2025年迄に引き渡し予定。なーんだ、未だ引きして無いんだ。しかも中古品。

インド
K-9をベースにインドの気候や地形に合わせて改良されたものを100両購入予定。ただし最初の10両のみ韓国製でその後はインドで製造される予定だ。この契約は確定しているが、納入と製造はこれからのようだ。

ノルウェー
24両を契約し2019年に最初の1台が納入されている。

エストニア
12両を購入し2020年8月に納入されている。そして6両を追加購入予定となっている。

トルコ
一番のお得意さんで、300両の契約を結び今年までに配備の予定というが、進捗状況は不明。

というように、各国とも契約は終わっているようだが、多くはこれから納入されるようだ。

まあ、このコロナ禍と韓国自体の経済低迷のなか、まともに納入できるのかは疑問がある。

それにしても、お笑い兵器で有名なK-9を導入するというのも信じられないが、他に選択が無く、兎に角移動出来るりゅう弾砲が欲しい、となればこれしか無いのだろうか。

これから本格的に納入されるに連れて各国での不具合やゴタゴタが発生しそうで、これは実に楽しみだ。

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