昨年10月からの消費税引き上げに対するキャッシュレス決済での5%還元という訳の判らないシステムが実施されていた。
⇒キャッシュレス 消費者還元の現状は?
そのキャッシュレス消費者還元も6月30日で終了し、その代わりとして実施されるマイナポイント事業が、本日(9月1日)から始まった。尤も申し込みは7月1日から行われていたが、前回のキャッシュレス還元は主要なキャッシュカードを持っていれば、特に新たな申請などは必要なかったが、今回はめんどくさい申請が必要となる。
申請にあたってはマイナンバーカードを所持している事が必須だが、上手い具合に我が家では税金の電子申告(e-TAX)を行っていた事から夫婦揃ってカードは所持していた。そこで7月になったら直ぐに申請しようと思っていたが、蓋を開けてみれば何やら申し込み時にカードを指定する必要があるという。そして、このカードには世界中で使用できない場所は殆ど無いくらいメジャーなMasterカードと、日本では最もメジャーなJCBが入ってない!
なっ、なっ。なんと。これじゃあマイナポイントじゃなくてマイナーポイントじゃねぇの、って言いたくなる代物だった。それで9月迄待てば、メジャーなカードも追加されるだろ、と思って申し込みを待っていたが‥‥甘かった。
そして運用開始の9月になってしまい、さてどうするかと考えたらば、nanacoカードが使えるという事で、それならとnanacoで申し込みをする事にした。ただし、この手の役人が考えた電子申請というのは、どれも出来の悪いシステムで判り辛いのは何時もの事だから、まあ申請にあたってはそれなりの覚悟は必要だ。
先ずは専用のサイトをアクセスすると最初に予約を行ってIDキーが発行され、その後申込みとなるようだが、実際に予約をクリックするとマイナンバーカード登録後に続けて申込みが出来るようになっていた。
要するにシャープのマスクのようにアクセスが集中して繋がらないという状況にならない対策をしていて、その面では評価できるのだが、悲しいかなアクセスの集中どころか過疎っていて、サーバーは余裕しゃくしゃくという状況だった。因みに発表によると申し込み者は8月末で300万人で、政府目標の4千万人の1割にも達していない。
それで登録自体は割とすんなり進んで、無事登録完了となった。nanacoの場合はチャージした時点で25%がポイントとして付加され、最大2万円まで適用されるから、要するに5千円が還元されると言う事だ。
なお、世間の常識では手続きが完了した時点で、登録完了の通知などが来るのが普通だが、そもそもシステム上で連絡用のメールアドレスを登録する仕様になっていないので、通知が来る筈も無い。と気が付いて、確認方法を調べたが、これがまた例によって判り辛いのだが、何のことはない、マイナーポイントの申請サイトの最後の方に極々控えめなリンクが表示されていた。
それで近日中にnanacoに2万円分チャージする予定だ。これで夫婦合計で1万円也をゲットできるのだが‥‥もう少し欲しいよねぇ。
いや、それよりもこの消費税という無意味な制度そのものを廃止するのが先なのだが。
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