韓国政府は新型コロナウイルス禍にも関わらず、今年4-6月の家計所得が前年同期比で4.8%増えるという。経済副首相によると「政府の思い切った政策対応のおかげで分配指標が改善した」って、ええっ~、本当かぁ?
実はそのカラクリというのは政府が緊急災害支援金、消費クーポンなどで16兆ウォン(約1兆4000億円)をバラ撒き、公的補填所得を127%も増やした結果であり、実際に労働力によって稼いだ勤労所得は4~5%の減少だった。
まあ文ちゃんのやる事なんてそんなもので、政策目標を定めそれを正当化するために統計をねじ曲げて達成したかのように振舞うという何時もの手法だった。
他にも2018年には、文ちゃんは「最低賃金引き上げによるプラス効果は90%ニダ」と言ってホルホルしたが、これも統計に手を加えた結果であり、それに基づいて次年も最低賃金引上げを実施した結果、ご存知のように逆に雇用は減り臨時職が増えるという最悪な結果となってしまった。
まだまだ有るぞぉ~。元々計画自体が滅茶苦茶だった不動産政策は、全ての数値と指標が政策失敗で、住宅価格の高騰を生んだ。しかし政府は、これまた有利な部分だけを抜き出す統計の恣意的活用にり同政策は3年間続き、その結果は歴代政権で最悪の住宅価格高騰を招き、これによる賃貸市場の大混乱と庶民の住居不安を招くという、さっすがは文ちゃん、よお~、大統領っ!
このような統計操作を過去に行った国家にはギリシャとアルゼンチンがあるが、ギリシャは国家デフォルトし、アルゼンチンもハイパーインフレで国際的にも破綻国家の烙印を押された。
韓国はといえば、既に20年前に破綻直前でIMFの救済を受けたが、その痛みも忘れて懲りずにまたまた破綻の危機に直面している。今度はIMFも救済しないと明言しているし、本来頼みの綱である日本とはこんな状態だから支援を受けられる筈も無く、目出度く破綻迄は秒読み状態だ。
いやぁ、これゃやっぱり、文ちゃんのお陰だね。それで文ちゃんの夢である北へ吸収されての統合はといえば、北には相手にされず!
そしてこれだけの危機が訪れていても、時期的に重なった世界を揺るがす中共の破綻危機により、韓国、はあ~?という状態で、誰も気にもしない。
図らずも世界的に非韓三原則の実施となった訳で、いや目出度し、目出度し。
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