韓国ソウル近郊で起きた秋川倉庫火災って何だ?

 

日本のテレビなどでは殆ど報道されていないようだが、29日午後1時頃に韓国中部の京畿道利川市にある物流倉庫の建設現場で火災が発生し、午後8時半現在で38人の死亡が確認されたというものだ。

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出火場所は地下2階の工事中の現場で、火は瞬く間に広がり地上4階建ての建物全体に有毒ガスが広がった事で多くの人命被害が起こったという。実は韓国では2008年にも同様な火災が2回も発生している。この手の物流倉庫は安価で断熱効果が高い事からウレタンフォームや発泡スチロールの両面に薄い金属板をはる「サンドイッチパネル」を壁材として使っているようだ。しかしこの材料は火がつきやすく一度燃えるとシアンガス・硫化水素・塩化水素など数十種の有毒ガスを出すため、大惨事につながりやすいという。

発泡スチロールって梱包用の緩衝材してよく使われている白くて柔らかい例のヤツだから、確かにあれを燃すと如何にも毒性のありそうな真っ黒い煙を出しながら一気に燃え上がるが、それが建物全体で起こったと思うとゾッとする。しかし日本の建物では発泡スチロールなんて建材に使ったのを見たことが無いが、かの国では使うんだねぇ。

結局コスト優先の工法とともに、安全意識に欠ける工事現場などを根本的に改善しなければ、このような惨事は何度でも起こるのだが、まあ軍隊でさえいい加減な事をやっている国民性だから、民間の工事や施工がいい加減なのはどうしようも無いだろう。

だからぁ‥‥やっぱり‥‥ここは非韓三原則で行くしかない!

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