韓国政府、2大航空会社向けに緊急支援2.9兆ウォン

4月24日韓国の政府系銀行、韓国産業銀行と韓国輸出入銀行が資金を拠出して大韓航空とアシアナ航空を金融支援する事が決定したようだ。

大韓航空では新規融資や新株予約権付社債(転換社債=CB)の発行などで1兆2000億ウォンを得て資金繰りに充てる。CBを株式に転換した場合政府系銀行が大韓航空株の10.8%を取得した事になるが、そんなケチなこと言わないで全額出資の国有化にでもしたらどうだい。大韓航空は借り入れの返済期限が5月中旬に迫っていたが、これで取り敢えず乗り切れるだろう。

そして新型コロナウイルス以前の去年から経営不振で売却手続きを進めていたアシアナ航空は、今回上記の2行から1兆7000億ウォンの融資を受けて、韓国建設大手のHDC現代産業開発による買収を急ぐという。

また22日、韓国政府は航空業界と共に苦境に陥っている自動車産業など基幹7業種向けに40兆ウォン規模の支援を実施すると発表している。しかし40兆ウォン程度の支援でこの先も耐えられるのだろうか。朝鮮日報の社説によれば今回の処置は緊急輸血程度で、集中治療室から出るには航空2社だけでも8兆ウォンが必要だ、と述べている。

まあ企業への政府支援は良いとしても、その政府がまたデフォルト危機が近づいている訳だが、文ちゃんの歴史的悪政に加えて、これまた歴史上類を見ないコロナ騒ぎだから、これはもう歴史に残る最悪状態に裏ドラが乗ったようなもので、こんな状況を目のあたりに見られるのも長生きしたお陰かな?と、高齢者の私めが申しております。

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