中国武漢市が急遽建設した病院は、2日に1000床の「火神山医院」、5日には1600床の「雷神山医院」をそれぞれ僅か10日間で完成させたニュースは日本でも有名だが、これら病院の作業員の募集で、その給与の高さが話題となっている。
火神山医院の清掃員の求人情報では月給は3万~3万5000元、日本円では約21万~24万5000円と、清掃員の給与としては相場の10倍という。そして「食事・住居支給。環境良好。一人ひとりに完全な保護用具と安全対策を提供。55歳以下で健康であれば男女不問。愛と勇気があり、ウイルスと闘うこの神聖なチームに加わろうという人を歓迎します」という条件も付記されている、という。
また確かに破格の報酬ではあるが、本当に命がけならば決して高くは無い。そして住居支給って要するに「隔離」であり、完全に仕事が終わるまで出られない、とか? しかも報酬を支払われるのは3か月後というから、その時には既に‥‥?
尤も市が直接雇用して高給を払うというのは未だ良心的かもしれない。なにしろ何処かの国では同じくらい、いやそれ以上に危険な原発事故現場の作業では中間に怪しげな業者が入ってピンハネしまくって、作業員本人には一桁安い報酬しか入らなかった、な~んて事もあったようだから‥‥。
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