韓国の自動車メーカーでは中国から車両用ワイヤーハーネスの多くを購入しているが、新型コロナウイルスによる肺炎の発生により部品調達が滞っていて、双竜自働車では既に長期の稼働停止となり、韓国の自動車メーカー再大手のヒュンダイでも近いうちにライン停止が避けらないと言われていたた。
⇒中国の部品メーカー休業で韓国自動車メーカーが生産中止
それが最新の報道ではヒュンダイも遂にライン停止に追い込まれたようだ。ヒュンダイでは4日にポーター、ジェネシスのラインが停止し、5日以降は他の工場も順次稼働を停止するという。因みにジェネシスはヒュンダイの高級車ブランドで、ヒュンダイ車ではなくジェネシスですっ! と、まあ言ってみればトヨタではなくてレクサス、みたいなもので、実はレクサスをみてウリらもやるニダ、と始めたブランドだ。そして最上モデルのG90はライバルとしてメルセデスベンツSクラス、BMW7シリーズ、そしてレクサスLSと豪語しているが、他社は笑いを堪えてシカトしている‥‥だろう。
またヒュンダイ自動車の新型高級サルーンのグレンジャーと大型SUVパリセードは国内では人気が高く、グレンジャーが2ヶ月、パリセードに至っては6ヶ月の納期が掛かっているが、更に納期が遅れる事でユーザーが他車に変更する事もありえる、という指摘もある。まあ、どうでも良いが‥‥。
またヒュンダイグループに納入している韓国国内の部品メーカー数千社の操業も停止するという連鎖的な生産停止になる可能性が多いらしい。
さて日本はどうかといえば、元々調達先を複数の部品メーカーとする並注と行っている。それでも東日本大震災やタイの大洪水で部品供給の滞った経験から、最近では更に調達先を分散する傾向があった。このために、中国からの供給が途絶えた部品については急遽他国からの供給数を増やすなどして対応しているという。
ちゅう事は、三菱はヒュンダイにクルマの組み立て方は教えたけれど、部品調達のノウハウは教えていなかった‥‥とか?
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