TOYOTA LAND CRUISER (2008/1/4) 前編 ⇒後編
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トヨタブランドで販売される国内向けは、クラウン(それも旧型)のイメージを前面に打ち出している。
このクラウン顔とともに、SUVとしてもアウディQ7と並んで、最大クラスの寸法は圧倒的な威圧感がある。 |
世界中で評価されていて、日本を代表するクルマとは?
レクサスLS?プリウス?いいえ、何かを忘れていませんか?
南米ペルーでのゲリラによる日本大使館占拠&人質事件が毎日中継されていた頃、大使館の駐車場に置き去りにされたランクル80。モンゴルなどの探検物に必ず出てくるランクル60。アラブゲリラの映像ではランクル70が出てくるし、そう、日本が世界に誇る車はトヨタランドクルーザー。
ついでに、ニッサンファンの為に付け加えるならば、中東戦争でイラク軍や、そのイラクを査察する国連軍が乗っていた白いニッサンパトロール(日本名はサファリ)にも触れなければならないが、こちらは最近国内販売を中止してしまった。
さて、そのランドクルーザー、通称ランクルの歴史は戦後の混乱期にまで遡る。1950年に警察予備隊(現自衛隊)向けの車両仕様が発表され、これに向けてトヨタで開発を開始したのが3386ccのB型エンジンを搭載した小型4WD車で、その名はトヨタ・ジープ。
そして1951年の入札に挑んだが、残念ながら採用されなかった。ちなみに、この時採用されたのが三菱重工が米国ウィリス社のライセンスにより生産した三菱ジープであった。
その後にジープという名称はウィリス社の商標に触れることが判明し、トヨタ・ジープはランドクルーザーと名称を変更した。この初期型のBJ型は警察予備隊の入札には不採用だったものの、警察や各種官庁、建設会社向けに生産
・販売されて実績を残した。
2代目は1953年に発売開始された20系で、B型エンジンを引き継いだBJ20と新開発のF型エンジンを搭載したFJ20系があり、多くのバリエーションが作られた。この20系こそ、北米はもとより、中南米、東南アジア、豪州、中東、アフリカなど、世界の奥地で活躍し、「ランドクルーザー」とトヨタを世界中に広める役割を担ったのであった。
そして、今でもランクルの代名詞である40系(写真1)が1960年に発売された。40系にはバリエーションが各種あり、ベースのFJ40に対してホイールベースを145mm伸ばしたミドルホイールベースのFJ43やロングホイールベースのワゴン型ボディを装備したFJ45V、その他にも
ハードトップやソフトトップ(要するに幌クルマ)などの作業用4WD車独特の各種バリエーションを誇っていた。
さらに時期的には40系と併売されていたステーションワゴンの50系があるが、実はこの50系こそが、今回の新型ランクル(200系)に繋がる上級ワゴン仕様のランクルのルーツとなった。50系の後継車である60系(写真3、1980年〜)は、
従来と打って変わったアメリカナイズされたワゴンボディを載せ、その走破力と共に従来の作業車とは一線を画した内容から、国内でもマニア憧れの高級4WD車として高い人気を誇っていた。勿論、多くが海外にも輸出されて、報道用や大使館、政府高官の辺境地への視察用など、多くの用途に使用されたのは、当時の海外ニュースや特派員だよりなどでもお馴染みだったので、写真3を見て、ああ、あれっ、と思い
出す読者も多いと思う。
そして、世の中はバブル時代。 真打でもある80系(写真4)が発売されたのは1989年。エクステリアは丸みを帯びて、内装は豪華絢爛。しかも足回りには60系の板バネからレンジローバーやゲレンデワーゲン、そして商売敵のニッサンサファリなどと同じコイル式のリジットとなり、
長大なサスストロークを得て、ライバルの走破性に追いついた。時代はバブルの真っ最中で、本来は役場や消防署で使うような大型の4WDを一般市民がファミリーカーとして買うという、今からは信じられない現象が起こっていた。ブームの発端はといえば、やはり三菱のパジェロだろう。パリダカの戦果を上手く使った販売戦略により、小型ボンネットトラックベースの4WDバンに豪華装備を
付加して、総額400万円近い価格で売ったのだから、笑いが止まらなかったに違いない。当時の小金持ちのユーザーはパリダカのイメージから、パジェロというクルマがスポーツカー並みの動力性能と操舵性能をもつ、全く新しい
万能車だと勘違いしたようだ。しかし実際に売れたパジェロの多くはディーゼルエンジン仕様だったために、
軽自動車に煽られえる程の動力性能に、納車されてから気が付いた等という笑い話のような実話も結構あったようだ。何時の世にも本格的なものに憧れる人はいる物で、そんなブームの中で、本物のオフローダーを欲しいという気持ちから、海外の未開地で活躍するランドクルーザー、それも単なる作業車ではなく高度の走破性を持つ80系が、マニアのみならず、本物志向の金持ちのステータスとなり、当時は80系の納期といえば半年以上は当たり前で、中古車ショップには新車より高い値札を付けた、新品同様のランクル80が並んでいたものだった。
ところで、この本物志向というのは、どんな物にもあるが、取り分けクルマの場合は単たる市販車では飽き足らずに、特殊な用途のプロ用を欲しがるマニアは多いし、それがステータスとなって、金持ち達の憧れになるようだ。ランクルのようなオフローダーのブームはバブル崩壊と共に消え去ってしまったが、オフローダーとともに昔からメジャーなのが、レーシングカーのストリートバージョンである。このカテゴリーについては、近い将来取り上げたいと思っているので、今回はこれ以上触れないことにする。
話をランクルに戻して、80系の次の100系(1998年〜)に進化した時点で、フロントが独立懸架となった。えっ?今時、フロントがリジットアクスルだったなんて!と驚く読者も多いだろうが、実は本格的にオフロードを走るには、4輪ともリジットアクスルが望ましいのだ。なぜかといえば、左右の車軸もデフも繋がっていることで、左右のストローク差を
極めて大きくとることが出来るので、極端な凸凹道、というよりもモーグル状の極悪路を走破するのに向いている形式だからだ。ただし、4輪リジットは旋回性能では当然に劣るので、オンロード走行の機会が多くなってしまったランクルのようなクルマではデメリットのほうが大きくなってしまったのも事実。ただし、100系の場合は輸出仕様ではフロントにリジットアクスルを残したモデルもあった、というよりも、こちらがベースモデルだったようだ。
100系の国内販売では、その後フロントグリルや内装を北米でレクサスブランドで販売されていたLX相当のシグナスも併売された。
そして、今回の200系へと進化した訳だが、ここで気になるのはレクサスLXとしての国内販売はどうなのかということだろう。米国では既にトヨタブランドで200系が販売されている。それに大して米国のレクサスLXは未だ旧型(100系)になっているが、これはトヨタブランド(ランドクルーザー)が2008モデルになったのに対して、レクサスは
未だ2007モデルのためであろう。それよりも気になるのが、2007のLX470が$62,811であるのに対して、ランドクルーザーは$63,200で、幾ら新型と旧型とはいっても、価格的に差がない。と、いうことは国内でLXを売る場合はどうするのだろうか?日本国内のみレクサスブランドのLXは併売のトヨタブランドに御もてなし料を上乗せするのだろうか?官公庁向けの納入が多いランクルの場合は、トヨタブランドの国内販売を止める訳にはいかないのだろう。確かに、機動隊の警備車や道路公団のパトロールカーをレクサスの御もてなし価格込みで売る訳にはいかないという、マンガ的な状況があるのは大いに笑えるし、国内でのレクサスブランドの展開の矛盾をさらけ出すことにもなってしまう。
ところで、年々豪華路線を歩んでいるランクル60⇒80⇒100のラインとは別の、本来のオフロード用作業車両である、言ってみれば40系からの直系はといえば70系(写真2)となる。この70系にはショートとロングの両方のボディが用意されていて、ロングバンに豪華装備と乗用車系のエンジンを載せて、フロントサスも独立懸架としたのが70プラドと呼ばれるシリーズで、その後はハイラックスと共通化により現在のプラドとなった。
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写真1
ランクルの代表作でもある40系(1960〜)。
世界中に輸出されてトヨタの知名度アップにも貢献した。如何にもオフロード作業用という、プロの雰囲気がムンムンしている。
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写真2
40系から進化した70系は、本来の不正地作業に徹した正当派のオフローダーで、このワゴンバージョンにはプラドというサブネームが付いていた。 |
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写真3
ランクル60系(1980〜)
このモデルからは旧来のランクルから分かれてフラッグシップモデルとして別路線を歩き始めた。ランクルといっても40⇒70系とは別の世界でもある。 |
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写真4
バブル時代の象徴でもあるランクル80系(1989年〜)。写真のカラーは上級車に限定のオプションカラーだが、そのセンスの悪い中東カラーは通称ウルトラマンと馬鹿に
されていた。見意味な社外品のオージーバーが当時を思い出す。
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以上、駆け足でランクル200のルーツについて述べてみた。
本当はもっと、もっと書きたいことがあるのだけれど、今回はこの位にして本題に入る事にしよう。
このようなルーツを知れば、ランクルのライバルといえばレンジローバーやGワーゲンとなるのが判るだろう。
少なくともオフロードユースを第一に考えられた最近のSUVとは目的が違うクルマだから、直接比較すればオンロード性能で多少劣るのは当然でもある。
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TOYOTA |
PORSCHE |
Mercedes Benz |
BMW X-5 |
AUDI Q7 |
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LAND CRUISER |
Cayenne S |
G55 AMG |
4.8i |
4.2 FSI quatrro |
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寸法・重量・乗車定員 |
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全長(m) |
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4.950 |
4.810 |
4.530 |
4.860 |
5.085 |
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全幅(m) |
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1.970 |
1.930 |
1.860 |
1.935 |
1.985 |
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全高(m) |
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1.880 |
1.700 |
1.950 |
1.765 |
1.740 |
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ホイールベース(m) |
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2.850 |
2.855 |
2.850 |
2.935 |
3.000 |
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最小回転半径(m) |
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5.9 |
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6.2 |
6.4 |
6.0 |
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車両重量(kg) |
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2,500 |
2,420 |
2,500 |
2,250 |
2,350 |
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乗車定員(名) |
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7 |
5 |
5 |
7 |
7 |
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エンジン・トランスミッション |
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エンジン種類 |
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V8 DOHC |
V8 DOHC |
V8 DOHC SC |
V8 DOHC |
V8 DOHC |
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総排気量(cm3) |
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4,663 |
4,806 |
5,438 |
4,798 |
4,163 |
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最高出力(ps/rpm) |
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288/5,400 |
385/6,200 |
500/6,100 |
355/6,300 |
350/6,800 |
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最大トルク(N・m/rpm) |
448/3,400 |
500/3,500 |
700/4,000 |
475/3,800 |
440/3,500 |
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トランスミッション |
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5AT |
6AT |
5AT |
6AT |
6AT |
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サスペンション・タイヤ |
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サスペンション方式 |
前 |
ダブルウィッシュボーン |
ダブルウィッシュボーン |
リジットアクスル |
ダブルウィッシュボーン |
4リンク |
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後 |
リジットアクスル |
マルチリンク |
リジットアクスル |
インテグラル・アーム |
マダブルウィッシュボーン |
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タイヤ寸法 |
前 |
285/60R18 |
255/55R18 |
285/55R18 |
255/55R18 |
255/55R18 |
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後 |
285/60R18 |
255/55R18 |
285/55R18 |
255/55R18 |
255/55R18 |
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価格 |
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車両価格 |
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5,400,000 |
9,270,000
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17,030,000 |
9,700,000
|
9,450,000
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上の表でランクルとG55の車両重量がライバルに比べて重いのに気が付くだろうが、実は、この2車はラダーフレームのセパレートシャーシーを持っている。しかもランクルはリア
に、G55は前後のサスにリジットアクスルを採用している。勿論理由は極悪路の走破性と、強靭な耐久性。更には軍用や警察、その他各種の特装車への展開の容易さもセパレートシャーシーの採用理由がある。

ここで、上表でエンジン出力をライバル各車と比較すると、何とランクルは一番低いではないか。実は新型ランクル200のエンジンは同じトヨタのV8でも旧セルシオやマジェスタなどの乗用車系とは別系統で、先代のランクル(100系)用エンジン(2UZ−FE)をベースに吸気側へのVVT−i(可変バルブタイミング)採用により
、53psのアップを実現しているから、新型はそれなりに改良されていることになる。
では、なぜライバルより出力が低いかといえば、ランクル本来の極悪路での超低速走行を視野にいれて、アイドリングに近い回転数から十分なトルク(左表参照、約370Nm/1100rpm)を発生するという、実用主体のエンジンの為であり、スペック重視のトヨタとしては極めて異例なのも、このクルマが今でも本来は未開地での
ヘビーディーティーな使用を前提としているからに他ならない。
では、実車を見てみよう。ドアを開けると、背の高いSUVとしても一際高いフロアーが見える(写真6)。ランクルは乗用車のプラットフォームを流用した軟弱なSUVと異なり、ごっついラダーフレームを使用している。
実はランクルにしてもサファリ(パトロール)にしても、そのルーツは中型トラックのフレームを短くストレッチしたような構造で、新型ランクルも当時からの伝統を守っているから、フレームの強度は日本国内での使用を考えると極端なオーバースペックでもある。
今度は後部に回ってリアのバックドアをみれば、日本車としては珍しく上下に開く(写真7)方式で、その昔は米国のフルサイズステーションワゴンに多く採用されていた方式でもある。この方式は重量物を積むようなヘビーユースの場合は下のドアが邪魔になり、決して使い良くは無いために、80系までは観音開きもラインナップされていた。しかし、80系では上級クレードに観音開きは無く、全て標準ボディとなるなめに、オーバーフェンダーの付いたワイドボティ+観音開きというのがマニアの憧れだった。と、いうのは一般には販売されていないこの仕様は、黄色に白線をあしらった首都高公団のパトロールカーには特別仕様として納入されていたのだった。オマケにこの首都高公団仕様は黄色いボティにオーバーフェンダーは黒という凝りようで、そのカッコ良さは格別だった。ただし、確かモデル末期の80系には限定仕様としてワイドボティと観音開きリアドアの組み合わせが発売された記憶がある。
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写真5
80時代にはリアに馬鹿でかいスペアタイヤを背負うのが流行ったが、最近は殆ど見なくなってしまった。排気管が見えないのは、急勾配で路面に当たらない為と、水没対策で目いっぱい高い位置につけるからだ。
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写真6
シート位置が高いSUVの中でも、ラダーフレームのランクルは、床の高さは半端ではない。 |
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写真7
リアドアは昔の米国製ステーションワゴンのような上下開きとなっている。
この巨大なボディでもサードシートを出すと荷室のスペースはいくらも残らない。
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写真8
リアスペースは流石に広い。
写真はベースグレードのファブリックシート仕様。
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写真9
床から高いシート座面は足を直角に下ろすような姿勢で座る。写真はレザーシート。 |
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写真10
サードシートは子供用か、緊急用程度のスペースしかない。
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写真11
レザーシートは国産車には珍しく、厚くシボの深い表皮を使っている。 |
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新型ランクルの外観は言ってみればキープコンセプトで、大型のSUVというより、フルサイズのオフロード車というべきだ。そして、バリエーションは標準グレードのAX(470万円)と、AXに対してパワーレザーシートやKDSS(キネティックダイナミックサスペンションシステム)などを追加装備したAZ”Gセレクション”(540万円)がある。
試乗車は上級モデルのAZ”Gセレクション”で、オプションとしてHDDナビゲーションシステム(約53万円)を装備していたから、車両総額は573万円となり、総額は600万円を超えてしまうだろう。買い得とはいっても、決して誰でも買える金額ではなさそうだ。
先ずはドアを開けて乗り込もうとした時に、フロアの高さが高いことは既にのべたが、この高い運転席には、試乗車の”Gセレクション”に標準の8ウェイパワーレザーシートが装着されていた。レザーの表皮はレスサス各車のような表面が平らななめし革とは
異なり、BMWのような深いシボがある厚い表皮が目に付く(写真11)。シートの座り心地は国産としては最高の部類で硬さも適度だし、約1時間半ほど連続して運転したが腰が痛くなるようなことはなかった。ただし、レザーの表皮は多少滑りやすい傾向がり、これ
はちょっと気にはなった。
ランクルの内装はトヨタの高級車として十分な質感があり、旧セルシオや現行ならマジェスタクラスの内装となっていて、伊達に500万円を超える車両価格ではない事を主張している。ダッシュボードも当然ながら指で押せば凹むパッドになっているし、プラスチック部分の表面も質感が高い。また、ATセレクターのベースプレートも安物のクルマとは違い、メッキの質感にも高級感がある。
ランクルの後席も流石に広々としているし、リア専用のエアコンコントロールパネルもある(写真14)から、ショーファードリブンで使用するにも問題は無い。実際に国内でも、高級官僚や国務大臣、大企業のトップなどが山奥の大規模開発現場を視察するなどという時には、ランクルは実に適したクルマでもあるし、そういう用途も実際に多いだろう。それでは、3列目のシートはといえば、これは多くのライバルと同様に子供用か、
短時間の緊急用と割り切ったほうがいいようだった。
ランクルといえば脳裏に浮かぶのが、国内での盗難ナンバーワンという事実だろう。今現在は判らないが、チョット前まではダントツの盗難率最高のクルマだった。何しろ、ランクルといえば海外、特に東南アジアや中近東など日本からの盗難車を捌くには最高の土地で、人気抜群だから、窃盗団が狙わない訳が無い。しかも、80は当然、100系も初期型ではセキュリティーのレベルが極めて低く、簡単に盗まれてしまったから、窃盗団にとっては最高の獲物だった。流石に新型の200系は、予期しないエンジン始動(ACC-ON)をG-BOOKセンターが検知した場合に、サポートアドレスへメールで通知し
たり、車両が盗難にあった場合、ユーザーの要請に基づいて、オペレーターが盗難車両の位置情報を追跡、さらに警備員を現場に派遣するという、強力なセキュリティシステムを採用しているようだから、窃盗団も諦めざるを得ないだろ
う。
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写真12
トヨタ製高級サルーンと変わらぬ豪華な室内。ゴム長靴を履いてで泥んこ道を走るのに全く向かない。
トヨタ車の中でも質感は最高の部類で、出来もすこぶる良い。
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写真13
ナビやエアコンの操作パネルも、トヨタの高級車としての上質感に溢れている。 |
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写真14
まるでショーファードリブンカーのごとくリア用のエアコンコントローラを装備している。実際に、ゼネコンのトップや国交省の高級官僚などが山奥の建設現場に視察するときはランクルの出番となる。 |
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この続きは後編にて。
⇒後編
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