Mazda CX-5 XD (2018/2) 前編 その2

  

次にインテリアの新旧比較に移るが、これについて新型は中間グレードで実際に試乗した Proactive を使用する。ドアを開けて室内を見るとフロントシートの形状など新旧共そっくりだ。新型が Proactive という事でシート表皮がファブリックの為に初代の前期型とほぼ同じ材質だが、新型では白いステッチが多少目立っている。そういえば最初は欧州車の中級以上でステッチの色を変える手法が使われていたが、最近は国産車もこれを真似るようになっている。糸の色違いと言うあまりコストに響かない内容で大いなる差別化が出来るのは美味しい方法だが、色違いを増やせば管理経費はアップするから無暗に増やす訳にもいかないだろうが‥‥。

シートのポジション調整は新型では Proactive でも手動式なのだが、写真12 ではオプションのパワーシートが装備されている。


写真11
フロントシートの形状など新旧共そっくりだからインテリアの雰囲気も似ている。


写真12
Proactive はシート表皮がファブリックの為に初代の前期型とほぼ同じ材質だ。
パワーシートはオプション装着。

ドアのインナートリムは新旧で全くデザイントレンドが異なっていて、特にアームレストの位置やそこに仕込まれたパワーウィンドウスイッチが全く異なっている (写真13) 。とはいえ素材の質感はどちらも似たようなもので、まあ大した事は無い。ただし新型の場合に上位グレードである L Package を選べはレザーが使用されることで高級感は大いにアップする。ということで一応 L Package のシートとドアトリムを写真15 に掲げておく。まあぶっちゃけマツダの本革は可也ショボいが‥‥。

ところで新旧でドアトリムのデザインが変わったのだが、良く見るとドアノブは全く同じ部品に見える。まあ敢えて新たな部品を起こせばコストアップとなるからこれで問題はないのは当然だ。なんか文句あっか!


写真13
ドアトリムは全くデザインが違うが安っぽさは共通している。


写真14
パワーウィンドウスイッチの角度も大きく変更された。


写真15
こちらは L Package のシートとドアトリムで、レザーを使っている事で随分と高級に見える。

エクステリアの比較時はあまりに新旧の差が少ないので、これじゃあビッグマイナーチェンジだよなぁ、何て思ったが内装を見れば全く変わっていて、上記のドアトリムもそうだがインパネについてはこれまた全く違うモノになっている。特に新型のディスプレイはトップボードより飛び出した最近の方式で、しかも BMW みたいにシステムとして制御される方式で、マツダではデミオを始めとして最近のモデルには殆どこの方式が標準装備されていて、ナビについては数万円のオプションとしてデーターカードを追加するだけという実にありがたい方式となっている。それが初代 CX-5 では未だ採用されていなかったようで、確かにこれに驚いたのは 2014年4月から続々と発売されたアクセラ、アテンザ、そしてデミオ等からだったから、2012年発売の CX-5 には間に合わなかったのだろう。

そしてセンタークラスターも勿論新設であり、エアコンのパネルも全く違うモノが使用されている (写真17) が、これは何処かで見覚えがある? と思って調べてみたらば Axela と共通だった (写真18)。それなら Atenza や CX-3 、そして Demio はといえば、何故か全く違う? まあ色々購買政策上の理由などもあるのだろう。

写真16
インパネは全く異なり、新型が最近のトレンドに従っている。


写真17
遅ればせながら CX-5 のセンタークラスターもマツダの最新レイアウトとなった。


写真18
エアコンのパネルはアクセラと共通となっている。

そして一番の興味である走行性については後編とする。

⇒後編へ