B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2017/1/10(Tue) | デトロイトモーターショー2017<2> |
今回はデトロイトモーターショーの続編としてワールドプレミアされたクルマの追加情報をお届けする。 4. Mercedes-Benz E-Class Coupe 5. Audi SQ5 6. Lexus LS ⇒ https://www.netcarshow.com/lexus/2018-ls_500/ そして今判明したのはこのショーでトヨタが新型カムリをワールドプレミアしたことだ。まあカムリと言えば北米乗用車販売台数のトップを走っている車種だから米国のショーで初公開するのはとうぜんではあるが。
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2017/1/9(Mon) | デトロイトモーターショー2017 |
デトロイトモーターショー、正式には NORTH AMERICAN INTERNATIONAL AUTO SHOW というらしいが、以前の名称であるデトロイトショーの方が知名度が高かったりする。そのショーが今年も1月9日から開催される。ということは時差を考慮しても既に始まっている時間だ。もしもどこでもドアをお持ちならチョイと覗いて来れば良い‥‥てぇことは無いだろうが。 今や中国の北京モーターショーに後塵を拝した状況だが、だとしても世界有数のモーターショーであり、これらの国に続く世界的な自動車大国日本の東京モーターショーのショボさとは比較にならないくらいメジャーであり、このショーで世界初公開、カッコ付けて言えばワールドプラミアされる重要な車種も数車に及ぶ。えっ、東京ショーだってワールドプレミアあるぞ、って言ってもねぇ、その内容といえばどうでも良い車種のマイナーチェンジとか‥‥まあ重要度が違うんっすよ。 そこで今回ワールドプレミアされるというクルマを列挙すれば 1. BMW New 5シリーズ 2. Mercedes-Benz GLA 3. Volkswagen Tiguan Allspace そう言えばフォルクスワーゲンは米国での展開が遅れていてて、1月6日の日記を見れば判るが、スバルに抜かれて第9位という情けない状況だったっけ。 ⇒ https://www.netcarshow.com/volkswagen/2018-tiguan_allspace/ 以上3車に加えてアウディからはQ8 コンセプトが、そしてボルボからも何やらワールドプレミアがあるらしい。 それにしても東京モーターショーは何とかならないモノだろうか? 移り変わりの激しいこの時代に隔年開催って? これもハイエナ役人の弊害だろうか。いや待てよ、日本のモーターショーを貶めるための隠れキムチの陰謀かもしれないなぁ。
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2017/1/7(Sat) | 2016年米国小型自動車販売台数<2> |
前回のメーカー別に引き続き、今回は車名別のトップ10を検証してみる。 最初に乗用車から結果を眺めると、基本的には昨年同様で常連車が並んでいるが、順位としてはホンダ同士でシビックとアコードが入れ替っている事と、日産セントラが昨年10位から8位にアップした事で、しかもセントラはヒュンダイのエラントラとセントラの2車種を蹴落としてのランクアップという実に目出度い結果となった。そして今回の目玉は昨年圏外だったシボレー マリブが行き成り7位に躍り出た事で、これは前年 (2015年) 末に FMC を行った事が効いているのだろう。写真で見ての通りマリブは米国では一番売れ筋の中型 FF セダンであり、カムリやアコードなどのライバルとなるクラスだ。また6位をキープしているフォード フュージョンも同様のクラスで、こうなると何故かGM の同クラスがトップ10 に入っていないのが気になる。 次に小型トラックだが念のために言っておくと、ここはピックアップトラックは勿論のこと、米国では SUV もこのカテゴリーとなる。そしてこれも多少の順位の変動はあるが、メンバーは前年と全く変わっていない。 そして乗用車と小型トラック (SUV含む) を合計した小型車全体ではその順位は前年と全く変動が無く、結局米国での上位10車は定位置が決まっていて、それを他車が崩す事は出来ないという事のようだ。まあ、米国人はある面保守的なのだろう。 それにしても上位10車のうちの7車が日本車 (ただし現地生産だが) という事実は、未だ米国の植民地と言われている日本では有るが、クルマに関しては逆で完全に米国を乗っ取ってしまった‥‥という考えも出来る。何言ってんだ、この手のクルマは米国生産だから日本車と言っても日本に恩恵は無いだろう? って思ってるキミっ、それは大間違いで、ロイヤリティーやら重要部品の日共 (日本で作って米国に供給すること) などで、実は結構美味しいモノなのだ。とは言え、日本国内の製造要員は仕事がなくなるのは当然で、だからぁ‥‥若者は理系がダサいなんて言わずに工学系で修士まで終了すべく、小泉竹中政策に乗っかれば‥‥とかいうのは特別編のネタなので、ここはこれにてお終い。 |
2017/1/6(Fri) | 2016年米国小型自動車販売台数 |
年頭といえば昨年の米国小型自動車販売台数の結果分析で、今年も例年通り行ってみる。 なおデーターは勿論 Automotive News による。 先ずはメーカー別小型車売上に目を通すとこれまた例年通りだが、その中でも多少の動きはあった。一つは Subaru と VW が入れ替わった事で、Subaru はひとつ上がって 8位となったが、前年比はプラスとは言え5.6%だからそれ程劇的ではない。それで VW はといえば −2.6%で、これはやはり排ガスの不正問題が大きく影響していると思われる。上り調子のスバルには更に頑張ってもらって一つ上の Hyundai を追い越して貰いたい気持ちだがその差は倍以上で、まああちらは総合メーカーだから追いつくのは難しいだろう。言い換えれば Hyundi は総合メーカーでは最下位であり、Subaru はマイナーメーカーではトップいうことだ。 10位の Merchants と 11位の BMW も昨年と入れ替わってしまったが、BMW は前年比−9.7%と結構落ち込みがあり、Merchants は昨年と変わらずだから、これは BMW の一人負けという事になる。12位の Mazda は 6.7%減ではあるが順位は変わっていない。というのは13位の Jaguar とは3倍近い差が有るために多少の減少では順位は入れ代わらないのだった。 その Jaguar は前年比23.6%という大幅な伸びにより昨年より順位を一つ上げて、その代わりに Mitsubishi が順位を一つ下げて14位となった。15位の Volvo も18.1%と大幅に向上したが、それでも順位は変わらなかった。昨年大きく販売台数を伸ばした Jaguar も Volvo も、以前はフォードグループでボロボロになった挙句に売却されたが、ようやく体制も整ったという事だ。 そして16位は電気自動車のテスラで、販売台数も順調に伸びてはいるが話題の新型モデルの販売が開始されてると更に大幅なアップを期待できそうだ。 以上のようにメーカー毎の増減はあったものの、合計では前年とほぼ変わらすという情況だった。リーマンショックの2009年には1千万台まで落ち込んだ米国小型車販売台数もその後のV字回復により 2000年頃のピークに近い台数を推移しているが、今後はどうなるのだろうか。少なくともこれ以上増える事は無いだろうし、逆にリーマンショック以上の大恐慌が訪れて、またまた大幅に落ち込むなんていう事の方が有り得そうだ。 次回は車名別トップテンを見ることにする。 |