B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2016/6/5(Sun) |
選挙カー |
来月は参議院選挙だが、それに因んで選挙カーについて考えてみる。まあ内容からして特別編とするのが無難でしょう。 いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。 |
2016/6/3(Fri) |
BMW 7 Series <2> |
今回は新型7シリーズ (G11) のエクステリアを先代 (F01) と比較しながら紹介する (グレードは何れも 740i )。 写真上の角度から見ると先代からの大きな違いは無く、言ってみればキープコンセプトとなっているが、新型は最近の傾向であるボンネット上面がもっこりと盛り上がったラインとなっている。これは多分人身事故で歩行者がボンネット上に跳ね上げらた時の衝撃吸収エリアを確保しているのだろう。 写真下の角度から見てもやはりキープコンセプトとなっている。 7シリースのように多くが法人名義 (事実上個人でも) の場合は償却が終わった時点での買い替えであり、タイミングによってマルでデザインが変わってしまうのは好ましくないのだろう。尤も欧州では大企業の多くだって7シリーズを使っているとも思われるから尚更か。 えっ、ウチじゃあ年度末に儲かり過ぎたのが判って急遽2年で買い換えた、って? フロントグリルは当然ながらキドニーグリルだが、先代よりも更に大きくなっている。またヘッドライトも最近の BMW のトレンドとも言える左右に長くてグリルにまで至るようなデザインとなっている。とはいえ、やっぱり普通の人には違いは判らないだろう。 リアについてもテールライトというかリアコンビネーションライトというか、まあそれの形状が変わってはいるが、それらを繋ぐラインがクロームメッキされているなど従来からの7シリーズの特徴はしっかりと受け継いでいる。 新型740i の 58B30A エンジンは直6 ターボ 2,997cc 326ps/5,500rpm 450N-m/1,380 ~ 5,000rpmを発生する。このエンジンは他に340i ツーリングにも搭載済みだが、今後の6気筒 3.0L モデルは順次このエンジンに変更となる筈だ。 先代740i のN55B30A では 直6 ターボ は変わらないが同じ3.0L といっても 2,979cc と排気量が異なっていて、要するに全く違うエンジンということになる。何よりエンジン形式が先代は N55 であり、新型のB58 という型式は全く新たな体系であることを示している。なお先代のスペックは320ps/5,800rpm 450N-m/1,300~4,500rpm と僅かに異なっている。 今回の新型エンジンは6気筒ディーゼルのB57、3気筒のB37、4気筒のB47とボア、ストローク、ボアピッチ、そしてシリンダーブロックも共通という所謂モジュラーシステムであり、言ってみれば6気筒を半分にちょん切ったのが3気筒という事になる。BMW もそこまでシステムとしての共通化を図りコストダウンをしている事になる。プレミアムカーとはいえ競争は激しいということだ。 次回につづく
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2016/6/2(Thu) | BMW 7 Series |
BMW のフラッグシップセダンである7シリーズが従来のF01 (ロングWBはF02*) から G11 (ロングWBはG12) へとフルモデルチェンジされたのが昨年秋であり、ボチボチ市場でも見かけそうな時期となった事もあり、そろそろこれを取り上げる事にする。 *付け加えればF03:防弾仕様、 F04:ハイブリッド ところで新型7シリーズの開発ナンバーが従来の ”Fxx” から ”Gxx” となったわけだが、G11 ということは既に G01 があるのだろうか? ということで調べてたらば G01 は来年に発表されるであろう新型 X3 に使用されていた。開発ナンバーは開発プロジェクトが始まった時点で付与されるのが普通だから、開発開始自体はX3 の方が早くて、その時に ”Fxx” が一杯になったということだろう。まあ、しかしF01 の時はフラッグシップの7シリーズから新体系になったと思っていたが、そんな事も無いようだ。 さて、その新型のスペックを見るとサイズ的には先代 (F01) とほぼ変わることはないし、勿論ホイールベースも同一であり、要するにプラットフォームからして一新した完全なニューモデルという訳では無さそうだ。ただし、エンジンは全く型式も変わっているし排気量も微妙に違うから、これは一新されているのだろう。 ただし、車両重量を見ると先代よりも70s も軽量化されているが、これはボディの一部にカーボンファイバーを採用している事で達成されているという。 ところで最大のライバルとなるメルセデスSクラスと比べると、何と価格体系が寧ろ7シリーズの方が高めに設定されているのが判る。Sクラスでは最廉価モデルは1千万円を切っているくらいだ。このクラスは長い間Sクラスの独断場であり、7シリーズはそれよりも少し安い価格設定とするのがセオリーだったのだが‥‥。 ただし、考えれてみれば S300h の998万円なんていうスーパーの刺し身みたいな値付は、もしかして法人用途として社内稟議や経理操作上のメリットがあるのかもしれない。然るに、7シリーズではこのような大企業の役員車のような用途が無いという気もするし、実際にその手の用途は多くがレクサス LSであり、それ以外ではSクラスというのが実情と思う。 なお7シリーズも追ってハイブリッドモデルが発売されるようだが、既にSクラスはS300h 、S400h とう下位モデルでは全てハイブリッド化されているし、燃費も7シリーズより良さそうで、これはチョイとマズいんじゃあないの? そしてもう1台のライバルであるレクサス LS だが、こちらは当然のようにハイブリッドモデルが主流で、しかもモーター出力なんてS400h よりも一桁多いくらいだ。ただし燃費が良くないのは LS600h という名称でも判るとおりで、クラスとしては 760i とか S600 というクラスのためだ。 次回からは何時ものように写真でこのニューモデルを紹介する。 つづく。 |