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2025/7/29 (Sun) シャオミ YU7
中国シャオミの新型EV YU7 は販売開始1時間で28万台受注を受注した。
⇒ 中国シャオミの新型EV、 販売開始1時間で28万台受注
そこでYU7 について、もう少し細かく見てみよう。
全体のデザインは一目見るなり「何かに似ている」と思えるものだが、そのものズバリでのデッドコピーは見当たらない。
全体のプロポーションはテスラ モデルY風味。
EVライクなエッジとライト形状はポルシェ マカン風だ。
YU7のアウターサイズは全長4,999×全幅1,996×全高1,600mm / ホイールベース3,000mmで、これはセダンタイプのSU7の全長4,997×全幅1,963×全高1,455mm / ホイールベース3,000mm と事実上同サイズとなる。
リアは中国EVのトレンドとしての横一文字尾灯を採用している。
ダッシュボードは極めてシンプルで物理的ボタンは極力排除していて、これを「ミニマリズム嗜好」というデザインと呼ぶ。
制御用のOSはシャオミスマホと同様のHyperOSを搭載していて、勿論自社スマホとの連携も可能だ。とはいえ、ぶっちゃけシャオミのOSなんて大丈夫かよ。走行中にバグがでたら‥‥。
プラットフォームはSU7 および YU7 共通で オリジナルはBYD のプラットフォーム「Modena」とされており、Seal 06 EV が最も近いセグメントとプラットフォーム構成となっている。
一足先に販売されているYU7の兄弟車SU7は、トラブルの多さから人気を落としているというが、YU7がこれだけ人気という事は、中国人はそのヤバさを判らないのだろう。実はシャオミのEVは原価低減のために、本来は極めて厳しいスペックの自動車用部品を使うところを、安価な家電用部品を使用しているとも言われていて、モラルが無いのか知識が無いのか‥‥。
まあトップメーカーのBYDでさえ最近はその基本技術の無さからくる製品品質の低さが徐々にバレている今日この頃だが、果たしていつまで持つのだろうか?