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2025/4/1 (Tue) 4タイプもある新型クラウン
日本を代表する高級車であるトヨタのクラウンは、日本車のブランドとしても最も歴史のあるもので、現行モデルは何と16代目にあたる。2022年に発表され、そのバリエーションには、「クラウン(セダン)」、「クラウン エステート」、「クラウン クロスオーバー」、「クラウンスポーツ」の4つがある。
		    2022年から順次発売されて、この度エステートの発売により4タイプ全てが発売された。それでは、これらはどのような違いがあるのだろうか。
		    パワートレインについては、2.5L ハイブリッドと同プラグインハイブリッド、セダンには燃料電池車(FCEV)、クロスオーバーには2.4L ダーボエンジンのハイブリッド車(ターボハイブリッド)もラインナップされている。
		    
セダン
			クラウンシリーズ中で最も全長とホイールベースが長い。スタイルはクーペ的だが、これは既に先代からの傾向だった。パワートレインはHV以外にFCV(燃料電池車)もラインナップされている。
			

エステート
			通常、ワゴンボディはセダンをベースとしてルーフ後端を水平に延長するが、クラウンの場合はセダンよりホイールベースが150mmも短く、寧ろクロスオーバーのバリエーションといえる。
			パワートレインはHVとPHVがある。

クロスオーバー
			セダンがフォーマルカー的要素が強いのに比べ、こちらはプライベートユースの高級車というところか。
			バリエーションとして、クラウンシリーズ唯一のターボHVがラインナップされている。
			しかしエステートやスポーツにあるPHVがクロスオーバーには無い。

スポーツ
			シリーズ中、ホイールベースが最も短く、運動性を重視しているのだろう。パワートレインはHVとPHVでエステートと共通となっている。
			

ここで4タイプの主要諸元を表にまとめておく。

なお、トヨタではPDF版のカタログを公開している。
   		    ⇒ 「クラウン(セダン)」![]()
   		    ⇒ 「クラウン エステート」![]()
   		    ⇒ 「クラウン クロスオーバー」![]()
   		    ⇒ 「クラウンスポーツ」![]()