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2020/5/23 (Sat) Toyota Sienna (2021)
トヨタ シエナ (Sienna) が FMC された。と言われてもシエナって何?というのが普通だろう。シエナは北米を中心に韓国・台湾で販売するミニバンで、日本では極少量の並行輸入はあるようだが、殆ど見る事は無いというものだ。
実は初代シエナはエスティマの後継車種として1997年に発売されていて、今回のシエナは4代目にあたる。
新型シエナは現時点ではアウターサイズが未発表だが、先代は全長 5,095 x 全幅 1,984 x 全高 1,790㎜ というビッグサイスで、3列シートを持っているから、新型もこれに近いサイズであろう。
インテリアも途轍もなく幅が広く、幅広のシートやセンタークラスターにアームレストまで付いている。
センタークラスターやコンソールは必要最小限のデバイスしか見えず、極シンプルだ。
エンジンは先代の V6 3.5L に代わって 2.5L + 電気モーターのハイブリッドによりシステム出力 243㎰ を発生する。まあ日本で販売しても売れる筈も無いから、一部のモノ好きが並行輸入品を買う現状でも不便はない。とはいえ、このクルマの後席での移動は実に快適だろうが、どう考えても運転するのは嬉しくないなあ。
なお何時ものように詳細は下記にて。
⇒ https://www.netcarshow.com/toyota/2021-sienna/
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2020/5/18 (Mon) Toyota Corolla vs Prius <1>
3月16日の日記では本年1月および2月の販売台数1位のライズと3兄弟を合わせれば事実上1位のタンク兄弟の比較を行ったが、今回は昨年度 (2019年4月~2020年3月) 1位のカローラと2位のプリウスを比較する事にした。なおカローラについては一般ユーザーが買う場合を想定してセダンよりも売れ筋のツーリング (ステーションワゴン) を使用する。
実を言えば、新型ウイルス禍で新型車の写真撮影などが出来ない事からネタ不足となってしまったが、そういえばテレビなども新作が無いために以前放送した内容を再編集したりして放映している。ならばこちらも以前のネタを再編成でこの時期を乗り切ろう、というのが本音だった。
それでは両社の主要諸元を比較するが、エンジンバリエーションはカローラではハイブリッド、1.8L そして 1.2L ターボの3種類の設定がある。これに対してプリウスはハイブリッド一択となる。それで両ハイブリッドモデルを比較すれば、エンジンや駆動系など全て全く同じものだった。となるとプリウスの存在意義は何なのだろうか? という事も踏まえながら今回の比較を行う事にする。
何時ものように両車を写真で比較するが、それぞれの写真については下記の日記でよりサイズの大きいものを掲載しているのでこちらも参照されたい。
⇒ 2019年9月30日 日記 Toyota New Corolla
⇒ 2015年2月28日 日記 Toyota New Prius
フロントビューは両社ともトヨタのキーンルックを採用しているとはいえ、実際に比べれば結構違いがある。
リアビューは大きく異なり、カローラ ツーリングは真っ当なステーションワゴンだが、プリウスはセダンとしても未来的なスタイルにしているのは、プリウスのイメージを強調しているだろう。
例によって今回はイントロだが、次回からは本格的に比較を行う。
つづく