B_Otaku のクルマ日記


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2019/1/20 (Sun)  軽商用車販売台数

今回は同じ軽でも殆ど話題にならない商用車の販売実績に注目してみる。

その結果が下表で、販売実績のあった全ての車種を表示している。要するに軽商用車の車種は全23種類という事だ。

第1位はハイゼットトラックで4位のキャリーまでが、軽商用車の売れ筋となっている。因みに昨年度の合計は 428,405台だった。

軽商用車の特徴として3種類のタイプがあり一つはトラックで、最大の用途は農業用であり、この小ささと 4WDのラインナップにより狭い農道やあぜ道を走行して田畑に横付け出来るという実用性と、僻地での買い物や駅までの送迎など、田舎暮らしを支えているものだ。そして第1位のハイゼットトラックはこのタイプで、市場では第4位のキャリーと人気を二分している。

2種類目はキャブオーバーバンで、代表はスズキ エブリイとダイハツ ハイゼットカーゴが、これまた二大勢力となっている。このタイプは最近では軽貨物運送などでも結構使われている。以前はこの分野では軽トラックにアルミバンの荷台を付けたモノが多かったが、最近は宅配の下請け仕事が多いためか、キャブオーバーバンが増えている。

そして3つ目はボンネットバン (ボンバン) で、これはキャブオーバーではなくフロントエンジンであり、ホンダ N-VAN がこのクラスではトップだが、このクルマは軽のミニバン的なモノとして特徴的だ。しかし普通はボンバンというと2ボックスの軽乗用セダンの兄弟車を指している。その代表がアルトバンであり、用途は業務用、すなわち特に荷物は積まないが貨物登録での経費の少なさから、営業車などに使われている。因みにアルトバンの価格はベースとなるMT仕様だと 72.4万円という低価格で、軽のボンバンでは独占状態となっている。というか真っ当なボンバンは今やアルトしか無い状態だ。

アルトバン何て恥ずかしくて乗れねェや、何て言っているヤツがいたらば、それは認識不足も良いところだ。エリートの誉れ高き大手都市銀行マンの多くは、このアルトバンに乗って得意先を回って町工場の社長に頭を下げているが、プライベートカーはメルセデスや BMW が当たり前だし、自宅は流行りのタワーマンション、ってところかな。

 






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2019/1/19(Thu)  Hyundai Kona [US] (2018)

2019北米カーオブザイヤーはヒュンダイのジェネシス (Genesis) G70 だったが、実は SUV オブザイヤーもヒュンダイの コナ (Kona) だった。これぁ益々何か裏があるそ‥‥という話は、今回も別に行うとして、ここでは G70 と同様に Kona って何モノだ? について纏めてみる。

それでそのスタイルはというと‥‥

これも見た瞬間に何かに似ている、と感じる素晴らしさだ。それもその昔はソコソコ流行った三菱 RVR を少し現代的にしたモノ‥‥と直ぐに判る。

リアの場合は一見すると少し違うが、いやいや、ゴテゴテと付けた趣味の悪いオーバーデコレーションを取っ払えばソックリになる。まあ三菱はヒュンダイの師匠だから、似ても怒られないと思ってるのか?

内装は特に何と言う事も無い極普通のデザインだが、果たしてその出来は? 残念ながら写真では判らないが。

エンジンは 2.0L 147ps 6AT と 1.6L ターボ 175ps 7DCT の2種類で、ターボエンジンには下の写真のように T-GDI と書かれているが、DGI って何処かで聞いたような懐かしい響きが?。なお 7DCT はヒュンダイ自慢の自社開発品だそうで、本当かよ、っていう気持ちだが、詳細は判らない。

なお、これも一応詳細は下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/hyundai/2018-kona_us-version/

 






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2019/1/17(Thu)  Genesis G70 (2019)

1月14日に発表された 2019北米カーオブザイヤーを受賞したのは、なっ、なっ、何と、ヒュンダイの高級車ブランド「ジェネシス (Genesis)」の G70 だった。これぁ何か裏があるそ‥‥という話は別途行うとして、先ずは G70 ってどんなくるま? という事から始めよう。

その前に念の為に付け加えておくと、Genesis はヒュンダイがレクサスやアキュラを真似して作ったプレミアムブランドで、韓国車とプレミアムブランドというおよそ似つかわしく無い発想だが、ヒュンダイによればライバルはメルセデスベンツ、BMW、レクサスだってぇ~、ぷっ。

それでそのスタイルは‥‥

まあ韓国車だからどうせ日本車やドイツ車のスタイルをパクっているのだろう、と思う間も無く見るからにこれはホンダ車のパクリだ。しかも "同じプレミアムブランド” のアキュラで同クラスの TLX をパクルと言う直球勝負、しかもヘナチョコ球なのにカーオブザイヤーとは、ハテ?

なお現行 TLX は 2014年に発売され、2017年にマイナーチェンジされている。G70 は写真左上の MC 版の方がより似ているが、リアから見れば写真右上の初期モデルともソックリだ。。

では内装はといえば、そりゃプレミアムブランドだからレザーインテリアらしきモノが使われていたりするが、ダッシュボードのデザインは極普通にこのクラスの標準的なモノの寄せ集めた感じだ。しかし良く見れば最新型の割にはメーターはアナログのメカ式で、韓国得意の液晶パネルでは無い。というのも、自動車用の液晶パネルは日本メーカーの独壇場で、LG 等には出来ない高付加価値の分野だった。

なおステアリングホイールのセンターにはベントレーをパクッタようなジェネシスのマークが付いている。

ブレーキキャリパーはまさかのブレンボだが、そこには ”brembo" のロゴが描かれていて、流石に車名を入れてはもらえなかったようだ。本来ブレンボが相手の車名とか専用のカラーに対応するのはフェラーリやポルシェ等のクラスだったが、国産車の場合最近はスバルの Sti などにも車名のロゴが入っている。そうかあ、スバルはフェラーリやポルシェと同格か、とスバオタさんが喜びそうだが‥‥

実は日本相手の場合はカーメーカーの要求を拒否すると商売仇である日本のA社が「ウチならお宅のロゴを入れまっせ―」と売り込んでくるし、でも Brembo のブランド価値が、というと「ウチのはF1仕込みでっせー」と攻勢をかけてくるから、殿様商売もやり辛い事もある。

それにしても何故にこんなパチモノがカーオフザイヤーに選ばれたのか、その辺の考察は別項にて。

なお別に知りたかぁ無いだろうが、欠点を見つけて酒の肴にするのに詳細を知りたい場合は下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/genesis/2019-g70/

 




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