B_Otaku のクルマ日記


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2019/1/5 (Sat)  2018年米国小型車販売<2>

前回の続きとして2018年米国小型自動車販売結果から乗用車および小型トラックのトップ10 を纏めてみる。

乗用車については多少の入れ換わりはあるものの、トップ10の顔ぶれに変わりは無かった。しかし来年は上位にテスラ3が入って来るであろう事が容易に推定出来る。

そして小型トラックはといえば、これまたベスト3は変わらず、それ以下も多少の順位変動はあるが大きく変わる事は無い、のだが、10位に昨年の圏外からトヨタ タコマが入ってきた。その代わりに圏外となっのはジープ グランドチェロッキーであり、これでクライスラーは3位のラムのみになってしまった。

なお10位に躍進したトヨタ タコマはトップ3と同じフルサイズピックアップトラックであり、これこそ米国メーカ―の独壇場であり絶対に落とせない分野だが、10位とはいえトヨタが進出してきた事は脅威だろう。





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2019/1/4 (Fri)  2018年米国小型車販売

新年といえば‥‥御節にぞうに‥‥では無くて、昨年の自動車販売結果が判る月だ。そして今回は早速米国の2018年の結果を纏めてみる。

実は毎年このデーターはどうせ毎年代わり映えが無いのでユックリとデーター整理をするのだが、今回はテスラの上位進出があることから、発表直後の本日のネタとする。

そして結果は下記のようになった。

昨年の11月にも1~11月のデーターを纏めているが、この時点でのテスラは11月単月では6位となったが、11カ月累計ではベストテン入りはしていなかった。ところが今回、僅か1か月で見事に累計でも13位となっている。因みに12月のテスラの販売台数は 31,700台であり、2019年もこのペースで行くと12か月での累計は約38万台で、これはメーカーとしては10位くらいに相当する。それ以上の脅威はテスラの場合は事実上モデル3のみで数を稼いでいる事になり、この台数は乗用車ダントツ1位のカムリとの争いとなるくらいだ。

なお詳細は次回予定の乗用車ブランド別順位で解説する。

つづく



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2019/1/2 (Wed)  東北道でフェラーリが自損事故

本日午前に東北道でフェラーリが中央分離帯に衝突する事故があった。そして事故を起こす直前にフェラーリが別の車と競い合うように走る様子が映ったドライブレコーダーの映像がニュースや Youtube で公開されている。

そこで先ずはこれらの動画からのスクリーンショットにより、事故の内容を検証してみる。

最初に追い越し車線から走行車線に車線変更するフェラーリらしき赤いクルマ。むっ?これはフェラーリに間違いは無いが、もしかして‥‥。そう、写真左下のプラモデルの箱と同じ F50 バルケッタ (Barchetta) であり、プラモデルのイラスト位しかこの角度の写真が見つからないくらいの希少車だ。

F50 は 1995年にフェラーリの50周年記念として349台が生産され、当時の新車価格は約5千万円。しかし今ではプレミアが付いて恐らく2億円!くらいだろう。

そして今度は左車線に黒いフェラーリが左からドラレコの車両を追い越して行く。これもフェラーリだが 360 モデナで、1999年から2005年まで販売されていた。価格は日本で約1,800~2,000万円くらいであり、フェラーリとしては V8 の廉価版であり、価格からいってもポルシェ 911ターボと同格程度だ。

そして現在の中古車価格は700~1,000万くらいだから、新車で言えば911どころかケイマンより安いくらいだ。要するにフェラーリと言っても中古車価格では20倍も差がある事になる。

それで、F50が中央車線から更に左車線にレーンチェンジしようとしている (写真①) が、何と左車線の 360 が急加速して F50 を妨害する形となった。本来なら 360が減速して F50 に譲れば何の問題も無いのに、360は中途半端に加速したままだから、このままでは F50 と接触しそうになり、慌てて左にステアリングを切った (写真②) 。

しかしステアリングを切り過ぎて今度は左のガードレールに当りそうになり、慌てて右に急ハンドルを切った事でオーバーステア状態となり、リアが流れてクルマが車線に対して直角となってしまう (写真③) 。クルマ自体は前進しているので、要するに中央分離帯に直角に向かって行く (写真④) 。この写真を良く見るとステアリングを大きく左に切っているのが前輪の向きで判るが、フロントは完全にグリップを失っているようで、クルマはむなしくも分離帯に突進していく。

そして 360 は無残な姿と化してしまった。まあ正直言って F50 じゃなくて良かったというのがマニアとしての本音だろう。

それでは以上の元となった動画を埋め込んでおくので、よーくご覧くだされ。

去年はポルシェの死亡事故などが報道されたりと、こういうクルマの事故は正直言って一般庶民からすれば「ざまあ見ろ。飯美味 (めしうま) !」という気持ちだろうし、マスコミだって敢えてポルシェがとか、フェラーリがという表題を付けるのだ。

さて今回の事故について、速度は結構出ていたようだがこの手のクルマなら充分に余裕の範囲だろう。要は扱う人間のスキルの問題だ。しかもフェラーリなんて言ってみれば未完成のクルマであり、実際の安定性や性能から言えばポルシェの足元にも及ばない。と、まあ、これ以上言うとフェラーリファンが気を悪くするだろうから言わないが‥‥。

 




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