B_Otaku のクルマ日記


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2018/7/15 (Sun)  脱出用ハンマー
 

先日の西日本豪雨では洪水でクルマが流されている映像が頻繁に放送されていたが、無人の車が流されるだけなら金銭的な問題だけだが、この中に人が乗っていたら命に係わる危険がある訳で、実際に急に水位が上がってドライバー浸水するクルマに取り残されてしまう映像も放映されていた。この時は傍にいた人が必死で外からドアをこじ開けて危機一髪で救助できたが、もう少し遅ければクルマの中に閉じこめられて水死するところだった。

クルマのドアは水没すると水の圧力で開く事が出来なくるために、サイドウィンドウを叩き割って脱出する必要がある。しかしクルマのガラスというのはそう簡単には割れないように出来ている。まあ通常の使用で簡単に割れたのでは困るから当然なのだが、この強度が仇となり割らないと脱出出来ない時でも割るのが難しいという事になる。

下の動画は JAF が実際にクルマのガラスを割る実験をしているものだが、これを見れば専用の脱出用ハンマー (レスキューハンマー) をクルマに搭載するのが一番安心という事が判る。

そこで レスキューハンマーについて調べてみた。この手の商品はピンからキリまであるようだが、あまり安いのは使い物にならない可能性もあり、何しろ命に係わるものだからケチってはいけない。と言っても下の商品だって千円くらいだから、高いモノでは無い。

実はこの商品を先程注文したので明日届く予定であり、届いたら早速自分のクルマで効果を試してみる予定‥‥という訳にはいかないし、他人のクルマでやったらもっと大変な事になるし‥‥。まあ信じるしかない。それ以前にこれが必要な状況に遭遇しない事が一番なのだが、数十年に一度の災害が毎年起こる今日この頃‥‥。

 






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2018/7/13 (Fri)  Suzuki Jimny (2019)

7月5日に国内向け新型ジムニーが発表されたが、ほぼ同時に海外向けモデルも発表されている。

国内向け (写真下) と比べるとオーバーフェンダーが目立つが、これは軽自動車規格では無い為だろう。

ジム二ーの普通車仕様といえば、国内向けではジムニー シエラも発売されたが、要するにシエラは海外向けジム二ーを国内向けでも販売しているということだった。

ところで4代目にあたる今回のジムニーは何やら昔懐かしいスタイルに感じる。これは先代である3代目が妙に近代的なスタイルになってジムニーらしく無いと嘆いたのに対して、今回は2代目の初期モデルのイメージと強く感じるデザインとなっている。

エクステリアは四半世紀程戻ったが、インテリアについては近代的になっている。センタークラスター最上部には大きなディスプレイを配置するなど最近のトレンドに従っていて、この面ではジムニーらしく無い。

シャーシーは今では珍しいラダーフレームを使用していて、サスペンションも4輪リジットと本気のオフロード仕様だが、そのサスは3リンクによるコイルリジットという近代的で本格的なものだ。

海外向けジムニーのエンジンはシエラと同じ 1.5L で、この面でもシエラが海外向けの国内販売である事が判る。ところでその国内向けシエラの価格はというと、176 ~ 202万円で、4AT と共に 5MT も用意されると言うから、これはチョッと気になる存在だ。

なお詳細は例によって下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/suzuki/2019-jimny/






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2018/7/12 (Thu)  ゴムボート
 

西日本豪雨の映像を見ると民家の1階が完全に水没するくらいの位置まで水位が上がっていたが、これでは確かに自宅の2階に避難したとしても完全に孤立してしまう。従来ならこれ程の水没はもしもあったとしても極狭い地域だから救助の手も期待出来たが、今回のように広い範囲で多くの民家が水没する状態では、逃げ遅れたら命に関わる事になる。

そこで閃いたのがボムボートで、もしも自宅にゴムボードがあれば、このような時にこれを膨らまして脱出出来るのではないか、という事だ。勿論濁流が流れている状態でのゴムボート脱出は危険だが、今回のように水自体の流れは決して速く無いような場合は、ボードに乗ってユックリとオールで掻きながら避難できる地点まで進めば何とかなりそうな気もする。

そこでゴムボートって一体いくらするんだ、という事で調べてみた。

上の写真のモノは最大3人、実質は2人乗りだろうが、夫婦で脱出するには充分だ。これにライフジャケットと空気を入れるためのハンドポンプを纏めて判り易いところに保管しておけば、いざという時に役に立つかもしれない。尤もこれが役に立つような事態になる事はほとんど無い筈で、本来数十年に一回程度の頻度だというが、それにしては最近はあちこちで数十年に一回が毎年起こっているから、やはりゴムボードがあれば少しは安心だ。

今回の災害でも、このようなゴムボードを持っていて役になったし、近所に取り残された人をボランティアで救助していた一般人もいたそうだ。こういう人たちは多分釣り好きで、その為のゴムボード所有だったらしく、これが見事に役にたった訳だ。

と書いては見たが、要はボートが必要になる前に避難する事が先決だった。

 




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2018/7/11(Sun)  2018上期 国産車登録&届出台数

前回の登録台数 (普通車) に続いて、今回は届出台数 (軽自動車) について纏める。

軽自動車売り上げとしては、元々強いホンダ N-BOX は昨年5月に FMC された事で今年は益々売り上げアップで、2位のスペーシアを大きく引き離しての1位となった。そのスペーシアも昨年末に FMC されたばかりで、この新車効果が大いに効いている。そして各社のハイトワゴン系が並び、セダンタイプは8位のミラ、9位のアルトと何とか10位以内という状況で、軽の主流はやはりハイトワゴン系のようだ。

三菱 eK は兄弟車の日産 デイズに比べて3割程度しか売れないのは販売体制やブランド力の問題であろう。ダイハツ キャストはムーブをベースに SUV 風ボディを載せたモノで、ピクシスはトヨタがダイハツより OEM 供給を受けて販売する軽自動車である。流石のトヨタ販売店網も軽自動車の販売は不得手のようだ。

今度は普通車と軽自動車を合せての上位30位を纏めてみると、ベスト5で普通車は日産ノートのみだ。更にベスト10でも普通車は全てハイブリッド専用車 (トヨタ) とエンジンは発電のみを行う日産の e-Power で占められている。

結局日本国内のクルマの販売状況は軽とハイブリッドが主流となっているようで、これではガソリンの小型セダンなんて出る幕が無いのも納得出来る。要するに時代は確実に変わっているのだった。



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