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MAZDA DEMIO XD 6MT 前編 ※検索エンジン経由でノーフレームの場合はここをクリックしてください。 |
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CX-5 から始まり、アテンザ、アクセラと続いた MAZDA の Full SKYACTIV 化も、今回は主力車種としては最後まで残っていた DEMIO の FMC でひとまず完成という感じだが、その注目の New DEMIO の中でも更に注目のディーゼルエンジン搭載モデルであるXD 、しかもマニア御用達の 6MT に試乗してみた。 先ずは新旧のデミオを比べてみると‥‥
新型のアウターサイズは、全幅については5ナンバーサイズ最大の1,695o と変らないが、全長は+160o、ホイールベースでは+80o と何れも大きくなっている。エンジンは1.3L の場合は旧モデルとは全く別モノであり、トランスミッションも 4AT から 6AT へと進化した。価格もベースモデルが135万円と先代の118万円よりも大分アップしている。1.5L については新型にはガソリン1.5L の設定はなく、それに相当するのは 1.5L ターボディーゼル の XDで価格的には全く別のカテゴリーと言えるくらいに異なっている。 MAZDA のラインナップで特徴的なのは今や日本では殆ど売れない3ペダルの MT 車をラインナップしていることで、デミオでも新旧ともにMTの設定があるが従来は全て5速だったのに対して、今回は XD に 6MT が採用された。今の世の中、MT と表記しただけでは2ペダルのセミオートと間違われる可能性もあるという、何ともやり辛い時代になったものだ。
エクステリアは五角形のグリルを前に突き出した、最近のマツダ車に共通のイメージであり、先代デミオの如何にも安っぽいスタイルから見れば大いなる進化を遂げている。それでも比較してみれば結構キープコンセプトの面もある。 ![]()
ディーゼルエンジンというのは排気量が大きい程、シリンダー数が多い程有利となるから、例えば大型トラックやバスのように排気量が1万ccを超えて、シリンダー数も8気筒以上などという巨大なエンジンではガソリンよりも圧倒的にメリットが出てくる。言い換えればデミオ XD のように1.5L のディーゼルというのは極めて難しいことになる。今回の S5-DPTS型 1.5L 105ps エンジンは同じくマツダのSKYACTIV-D という新世代ディーゼルエンジンとしてCX-5 や アクセラに搭載された SH-VPTR型 2.2L 175ps に比べれば2サイズ以上も小さいから、難易度もより高かっただろう。 ところで過去に販売された国産小型ディーゼルとしては、1980年代前半にダイハツがシャレード用として開発した3気筒 1.0L というものが思い浮かぶが、10年ほどで生産中止となってしまった。残念ながら当時シャレードディーゼルを運転する機会がなかったために詳細は語れないが、当時実際に試乗した人によれば、ひとこと「あれぁ酷えや」だった。 現在の小型車用の日本製ディーゼルエンジンとしてはホンダにシビック用の1.6L 120ps ターボディーゼルエンジン (i-DTEC) があり、既に欧州では販売されているという。また、スズキがインド向けとして2気筒 0.8L ディーゼルエンジンを開発中であり、現在はフィアットより供給を受けていて結構な売行きだというが、国産化が成功しても日本国内で販売する予定はないそうだ。 ![]()
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次に室内を見回すが、試乗車は事実上の上級グレードである Touring のために、多少はスポーティーな内装となっいる。
Touring のシート表皮はファブリックだが、ステッチやシート中央のラインなど何れも赤のワンポイントカラーが使われている。そして、シート調整はといえば全て手動であり、全グレードを通じてデミオには電動シートは設定がない。またロゴマーク等のついたスカッフプレートの類も一切無い。まあBセグメントにパワーシートは不要だし、ましてや装飾プレードに金を掛けるなんていうのは言語道断!という程では無いにせよ、結構質素なクルマとなっている。 ![]()
センター天部にディスプレイを配しているのは最近のトレンドで、これは視認性も良好だがその割にはエアコンの調整ダイヤルなどは結構下の方にある。これはインパネ水平パネルの高さが高く、センタークラスターが低い位置にあるためだ。エアコンは13S L Package と XD Touringではフルオートタイプが標準となる (写真右下) 。 ![]()
コンソール後方にはダイヤル式の入力装置、要するに BMW の iDrive みたいなものがある (写真左下) 。デミオは 13C を除いてその他のグレードでは標準でディスプレイが付いていて、この入力装置を使ってオーディオ類を操作する。そしてナビは数万円で買える別売の FD メモリーを挿入することで機能が追加されるという、最近のマツダ車に共通の方式となっている。 XD Touring のドアトリムはアームレストに人工皮革とレッドステッチというBセグメントにしては立派な作りとなっている。パワーウィンドウや電動ミラーの調整スイッチ等の質感はマアマアというころろだ。 ![]()
先ずはシートに座ってみると、国産車としては欧州車的な硬めの座り心地のシートも MAZDA らしいし、これまた欧州車のような織り目の粗いファブリックもサポートの良さを助長している。な~んて書くと、すご~く良いシートのように聞こえてしまうが、まあ普通よりチョイと良い程度で、最近は改善されつつあるとはいえ他社のシートが悪すぎるということもある。 シートの調整は前述のように全て手動だが、電動に比べて特に不便とも思えないから、これで充分という気もする。ステアリングホイールはチルトのみならずテレスコピック機能もあり、しかも全グレードに標準装備されているのはマツダの良心、というか主戦場の欧州では当たり前なのかもしれない。これらのお陰により殆どのドライバーは正統的なポジションを取ることができるが、寝っ転がったようなポジションやシートのバックレストではなくドアにもたれかかったような、ヤンキーやノウキョウオヤジ的ポジションが好みのドライバーには使いにくいかもしれない。まあ、その手のユーザーはデミオなんてダサいのは買わないし、新車のデミオの予算があれば中古のアリストとかマジェスタ、それに旧旧シーマとかを買うだろうが‥‥。 そして次にエンジンを始動する訳だが、この続きは後編にて。 |
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