HONDA N BOX Custom G (2WD) 後編 |
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ドアを開けると既にメーターの外周がうっすらと青く光っているが、これはドアを開けてからある程度の間だけ室内灯とともに点灯する。ブレーキペダルを踏みながらセンタークラスター上の赤いスタートボタンを押すとエンジンは目覚めて、メーター全体も僅かに明るくなる。センタークラスターの上部から生える、いわゆるインパネシフトタイプのATセレクターは直線でP→R→N→Dとその下に降坂用のLというパターンで、早速Dをセレクトする。なお、マニュアルモードは無いので、Dから横に引いて切り変えるようにはなって
はいない。パーキングブレーキはプッシュ/プッシュタイプのために、左足でペダルを踏んで解除する
・・・・・積りが逆にメーター内に赤いブレーキのマークが表示されて、今までオフだったのをオンにしてしまった事を知り、再度ペダルを踏む。
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ステアリングもホンダのイメージにピッタリで、よく言えばクイックでスポーティーだが、グイグイとステアリングを操作をすればクルマはチョロチョロと下品な走りをすることになるし、乗り心地も当然ながら固くで走行中に多少ゴツゴツ感を感じる。このステアリングとサスの組み合わせだから一般道を巡航中でも決して安定性があるとは言えないが、まあ不安定という程ではない。そしていよいよコーナーが近づいたので、そのままの速度で進入してみたが、固い足のメリットか、この程度ならば充分に余裕でクリアした。ロールの少なさはメリットだが、旋回中に如何にも足が短い(サスのストロークが短い)感じはハッキリと伝わってくるから、無理な速度でのコーナーリングは危険を伴うかもしれない。
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ニッサン ルークス ハイウェイスター |
ダイハツ タントエグゼ |
スズキ ワゴンR FX |
スズキスイフト スポーツ (MT) |
注記:この試乗記は2012年4月現在の内容です。 |