Nissan X-TRAIL 2.0GT (Diesel AT) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ニッサンのSUVエクストレイルは国産車には珍しくディーセルエンジン車が設定されていたが、残念ながらMTのみだった。今回のMCを機に待望のATが追加されたので、早速試乗してみた。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
X−TRAILの4WDモードには常にフロントのみで走行する2WDモード、自動的に配分が調整されるATTOモード、そして4WDにロックされるLOCKモードの3モードをがあるが、今回は時間の関係もあり2WDモードのみで走行した
(写真左下)。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SUVらしく高めの視線での前方の眺めは、最近のクルマには珍しくボンネットが完璧に視界に入ることに気が付く。そしてボンネット左先端には、何と最近珍しいキノコのようなサイドアンダーミラーが視界に入る。
背の高いSUVには以前から付いていたが、最初は自主規制だったのが何時の間にか義務化されたようだ。ただし、ディスプレイなどで代用できる場合は不要のために、高級SUVと言われるクルマにはナビと連動して、必要な時には画面がサイドモニターになる装備が付いているものだ。
試乗車にはナビが装着されていたが250GTには、この機能が無い。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回は日本で唯一の国産ディーゼル乗用車ということでライバル不在のため、仕様比較は同じエクストレイルのエンジン違いと、エクストレイルの兄弟であるデュアリスの比較をしてみる。
車両型式
寸法・重量・乗車定員
全長(m)
全幅(m)
全高(m) ホイールベース(m) 駆動方式 最小回転半径(m)
車両重量(kg)
乗車定員(名) エンジン型式 エンジン種類
総排気量(cm3)
最高出力(ps/rpm)
最大トルク(kg・m/rpm) トランスミッション 燃料消費率(km/L)
パワーウェイトレシオ(kg/ps) サスペンション・タイヤ
サスペンション方式
タイヤ寸法 ブレーキ方式
価格
車両価格(発売時) 備考
重い、高い、遅い、煩い、黒い煙を吐くというディーゼルの固定観念で、日本ではディーゼル乗用車は一度は絶滅してしまったが、欧州ではエコの切り札としてディーゼルが発展してきた。そして、3年ほど前に久々のディーゼル乗用車としてメルセデスがEクラスにディーゼルをラインナップしてき
て、当サイトでも早速試乗記をアップしているが、話に聞いていたとは言え、小型トラック用の国産ディーゼルの概念とは全く異なる進歩に、唖然としたものだった。その後、08年秋には国産初の欧州タイプのディーゼル乗用車としてエクストレイルのバリエーションが発売されたが、残念ながらMTのみ
の設定だった。そういう点からも、今回のATの追加は大いなる意義がある。
|