BMWに比べるとメルセデスやポルシェは原則として殆ど値引きはないということになっているが、世の中は全て裏があるわけで、社会情勢やタイミング次第では結構な値引きをゲットできる場合も無いわけではないが、少なくともBMWのような売り方はしていないようだ。
そして、アウディはといえば、まあ、冷静に考えてみてくださいな。メルセデス的な売り方で売れると思いますか?そして、例えば超高級・高性能車のR8の中古車価格、勿論アプルーブドカーではなく、外車専門の中古車屋で新品同様の
ヤツがいくらで売られているかを調べれば、おのずと答えは出るでしょう。
BMWに限らないが、(ディーラーではなく、○○ジャパンなどの)輸入元の従業員向けの特別価格は25%引きで、ディーラーサイドでの限界の値引きは20%・・・・・というのは風の便りなので、真偽の程は定かではないが、言い換えれば年度末にイヤーモデル落ちで、とに角早く処分しなければ、という場合でも、ディーラに対して20%以上の値引きを要求をしたら、単なる知ったかぶりのアホと判定されて商談中止となってしまう。
あっ、あくまで風の便り、ねっ!
ただし、出たばかりの新型とか、大きなMCがあった直後というのは流石に大幅値引きとはいかないのと、特殊なモデル(仕様)を取り寄せる場合も、値引きは期待できなくなってしまう。だから、人より早く新型に乗りたいとか、自分の仕様のBMWを注文したい(実はこれが本来のBWMの買い方なのだが)という場合には、高い買い物となる覚悟が必要だ。
まあ、そんな事情もあるから、少なくともこのサイトを読んでくれる読者には上手な買い方をしてもらいたいと思っている。
取り分け日本国内価格が異常に高い値付けの”さるクルマ”なんかの場合は、新車の値引きにも限度があるので、認定中古車で所謂新古車として販売していたりする。表向きは走行5,000kmだが、現物を見たらばオドメーターは50kmだったりする。「お客さん、このクルマは買い得ですよ。輸入元の手前、50kmとは書けないんで、全部5,000kmって書くんですよ」なんてね。あっ、この話もググってみたら、さる掲示板にも書き込まれていたから、これまた今や公然の秘密になってしまっているようだ。誰だっ、二重価格はけしからん、なんて言っているのはっ! 少ない予算でも頑張って買ってくれるマニアにはカローラ一台分の値引き?をして、金が余っていて見栄で買うユーザーには殆ど定価販売するとは、なんと赤ひげみたいな立派な販売方法ではないかっ!
今回の試乗では中々の高評価となった新エンジン搭載の320iではあるけれど、性能以外の便利機能ではちょっと問題があった。それはエアコンとオーディオで、この件については項目を新たに、国産のFRセダンの代表としてニッサン スカイライン250GTとの比較をしている。もちろん走る・曲がる・止まるも比較するが、同時に”音楽を聴く”と”猛暑にエアコンを使う”という項目も追加する試乗記を続編としてお送りする。
⇒NISSAN SKYLINE 250GT vs BMW320i 試乗記へ
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