B_Otaku のクルマ日記 特別編 ご注意:この記事は特別編です。毒舌やら嫌韓やらで満ち溢れています。 |
2016/3/27(Sun) |
高速道路の120km/h化 |
報道によれば警察庁が高速道路の制限速度を引き上げるということで、これは複数のメディアが伝えているから間違いないだろう。実はこの制限速度の引き上げは以前から伝わっていたが、その一部がいよいよ実施されるようだ。 このサイトでも何度か述べているが世界でも有数の自動車技術を持つ日本が、自国の公道では合法的に100km/h 以上出せないというのは、結果的に日本の自動車技術の進歩の足枷となっている訳で、この事実を真剣に考えていたマトモな高級官僚もいたということだ。そりゃまあ、東大法学部でも成績上位で公務員試験 (勿論1種) に合格するような能力があれば、そのくらいの事は直ぐに判る筈だが、高級官僚の中には世間を良くすることよりも自身の出世を再優先とする輩が多い、いや、殆どがそれに近いという話もあるくらいだが、言い換えればマトモな高級官僚も当然いる筈だ。 実は日本の高速道路は設計速度が 120km/h 区間の総延長は 800km もあるという。その中で、最初は2017年に第二東名の御殿場〜いなさ間 (数十km) と東北道の花巻南〜盛岡南間 (30km) で110km に引き上げ、様子を見た上で 120km/h にするということだ。まあ慎重といえば聞こえは良いが、やっぱり官僚が責任回避策を盛り込んでいる訳だ。 実は第二東名というのは本来140km/h 走行が可能なように設計されているということだし、ドイツのアウトバーンに詳しい人の話では第二東名の片側3車線部分は殆どアウトバーンの速度無制限区間と同等だとも言う。 ところで制限速度を 120km/h に引き上げられた場合の問題点は何かと考えた時、実は今でも首都圏の東名や東北道では空いていれば事実上 120km/h くらいが巡航速度になっているから、何も新たに危険性を論ずるもの見当違いなのだが、それでも正式に 120km/h とすると今まで100km/h程度で走っていたド下手ドライバーが無理して 120km/h を出して事故を起こす何ていう事も考えられる。そう言えば以前民主党が参議院で過半数を獲った時に、高速道路の無料化を実施してみた事があったが、その結果は今まで一度も高速を使ったことの無いドライバーが大挙して高速に繰り出したことで、大渋滞やら事故多発やらが起きた事を思い出した。 欧州に比べれば日本の一般的なドライバーのスキルは可成り低いのは有名だから、旧型のワゴンR かなんかで (いやムーブでも同じだが) ベタ踏み 120km/h から急ハンドルを切って自爆する、何ていう事故の多発も考えられる。120km/h 制限となれば反則金ではなく罰金となる 40km/h オーバーでは 160km/h となるわけで、これを検挙するには多くはクラウンである覆面パトカーで160km/h 以上での追従走行と計測が必要となるが、いくら標準より足を固めてあるとはいえ、あのクラウンでは結構な危険が伴うだろう。 なお一部ではポルシェや GT-R のパトカーなどを見かけるが、あれは安全協会や農協などの団体が寄付という形で導入されたものだ。ということはこの方法を拡大したところでやはり限界がある。それならパトカーを止めて全て定置計測、要するにネズミ捕りにすれば良さそうだが、高速道路の場合はネズミ捕りが実施できる場所はインターやパーキング、そしてバス停など違反車を停車させるスペースが無いと出来ないから、経験のあるドライバーなら場所が判ってしまい全く効果は無い。 そうかぁ、警察庁が速度制限緩和に絶対反対というのは自分達の責任回避以外にも、取り締まりという大きな利権が減ってしまうのが気に入らないのかな‥‥何て思ってしまう。 まあ警察庁に限らず日本の官僚機構の大きな問題の内容は、ネットのお陰て既にバレバレで各種の悪事、それも国家反逆罪で死刑もありうるような犯罪まで一部とはいえ国民が知る時代だから、もしかして近い将来に新しい時代がくる‥‥というのは甘い見通しだが、ゼロパーセントでは無いだろう。ロシアでは原油の原価は1バーレル辺り2ドルと公表したが、ややっ、ユダヤ商人は今まで60ドルで売っていたのは何だったんだ。それに原油は限りある資源で後40年分しか無いと半世紀以上前から言っているが、今でも埋蔵量はあと40年とか言っている段階でバレバレだが。 ロシアのスプートニックニュース、原油価格については↓にて。
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