B_Otaku のクルマ日記 特別編

ご注意:この記事は特別編です。毒舌やら嫌韓やらで満ち溢れています。
したがって、この方針に賛成の読者のみ閲覧可とします。


2015/10/11(Sun)
宅配便

Amazon が配達料を原則として無料にしたことにより、ユーザーとしては通信販売で購入するメリットが大いに増した訳で、それまでなら千円以下の商品などは如何に商品が安くても配達料を考えれば逆に高いモノについたのだが、最近では500円くらいの商品でさえ無料配送と言う状況だ。

そうなると Amazon 自体、一体いくらで宅配業者に委託しているのかが知りたくなるが、あっと驚くような低価格なのだろう。そして今現在、Amazon の配達は多くがクロネコ便 (ヤマト運輸) を使用している。実は Amazon では以前は飛脚便 (佐川急便) を使っていたのだが流石に価格の安さから経営が成り立たないと業者側が降りてしまったようだ。

その結果というか、まあ外にも原因はあるのだろうが、今現在の宅配業者の序列ではダントツでクロネコ便がトップであり、飛脚便は大いなる差を付けられてしまった。それではユーザー側から見た状況はといえば、まあこれは首都圏近郊という条件ではあるが、速く確実という面でもクロネコ便は他を圧倒している。すなわち前日の発送なら確実に午前中の早い時間に配達されるし、もしも当方が留守にしていて夕方帰宅してから気がついて不在票に記された担当ドライバーの携帯に連絡すると近くにいるので直ぐに行く、という場合が多い。

この状況を考えると、ヤマト便は取り扱い量が極めて多いために各ドライバーの担当地区が狭いために一日中同一地区を配達しているので、再配達に行くのもついでに寄るだけという、実に効率の良い仕事をしているようだ。成る程、仕事というのはダントツの独占状態になると増々効率が良くなって、他社では不可能な低価格を実現できるのだろう。

それに比べて最近の飛脚便は前日発送の荷物が届くのが午後、それも下手をすると夕方だったりと、午前中の早い時期に届くクロネコ便とは大いに差が付いてしまった。この原因といえば、クロネコ便は自社の正社員を使っていて、それも前職は自衛隊で鉄砲担いで駆けずり回っていた生きの良い兄ちゃんが重い荷物を代車なんて使わずにホイっと担いで来て、マンションなんかでもエレベータを使わずに階段を駆け上ってくるから、配達の効率も抜群だ。

対する飛脚便は下請けの軽貨物に委託しており、その殆どは定年退職者と思われる年齢だから、自衛隊上がりの兄ちゃんとは雲泥の差で、それだけでも差が付くところに荷物が少ないので1人のテリトリーが物凄く広く、さらに営業所の数も少ないので配達区域までの移動にも時間がかかるし、不在の場合は再度そこまで来る事もできず翌日回しという、もう誰が考えても勝負はあった、というところだ。

さてこのサイトはクルマが専門だからここで本題に入ると、宅配用のクルマはどんなものを使っているのだろうか? クロネコ便といえば脳裏に浮かぶのはトヨタのクイックデリバリーでドライバーが車外に出ないでも荷室の中を自由に行き来できて、しかもスライドドアだから停車中でドアを開けても安全だとか、宅配便のために実に良く考えられたものだが、実はこれはヤマト運輸が考えてトヨタに発注したもので、その後は一般にも販売された。ただし、このクイックデリバリーは2011年をもって生産が終了した。その理由は1台 550万円と価格が高いことで、これは2トントラックの倍近いことから、ヤマト運輸自体も一般的な2トン車を使用することになったという。宅配料金の超低価格化のためにコストダウンは当然ながら車両価格を引き下げる事も必要なわけで、価格競争がデリバリーバンの生産終了の原因となった、と想像している。

ところで小型トラックの業界というのは、実はいすゞ エルフと三菱 キャンターの2強が独占的で、とりわけエルフの強さはダントツだ。ところがクロネコ便を見ると多くがトヨタ製で、前述のクイックデリバリー以外もトヨタの2トン系トラックであるダイナと、そのオリジナル (ダイナはOEM)である日野 デュトロが多いようだ。これはクイックデリバリーからの付き合いで、今でも相当に安く納車されているのだろう。世界のトヨタとはいえ小型トラックの世界ではマイナーな存在だから、少しでもシェアーを確保するには特定の大口ユーザー向けでの商売をするしか無いのが実情だ。

クルマの価格の話しついでに大量の需要先に対する納入価格の安さについて触れてみる。どんな商品でも大量購入先には特別価格で提供するのは常識だがクルマの場合も同様だ。例えばタクシーのように、今では殆どトヨタ コンフォートの独占状態だが、5ナンバーギリギリサイズのこのクルマの納入価格は驚く程安いという。また警察の使用しているパトカーも警察庁が纏めて購入して各県警に配布するクラウンのパトカーは一台が250万円と言われている。いくら内装がショボイとはいえクラウンが250万円というのも驚きだ。ところで、何故クラウンかといえばパトカー仕様で正式に型式認証を受けているのはクラウンのみだからだ。以前はセドリックも認証を受けていたが、フーガになってからはパトカー仕様は無い。

というと、近所の警察署にはレガシィやアコードやその他色々あるぞ! と言いたいだろうが、これらは各都道府県が独自に購入したもので登録は改造車、いわゆる ”マル改” 扱いとなっている。因みに覆面パトカーは回転灯を隠すためにルーフに穴が開いているが、ルーフは重要な強度メンバーだから穴を開けるという改造申請はほぼ不可能だが、サンルーフ仕様なら元々穴が開いているので、これをベースに改造することで車検を通している。要するに覆面パトカーは全てマル改だから、言ってみればヤンキーのアンちゃんのクルマと同類ということだ。

えっ、ヤンキーはマル改なんて取らねえよ、って。まあ、そうかもしれないなぁ。

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【追伸】

只今入ったニュースによると、東京都がオリンピックに向けて1億3千万円かけて新たに作ったロゴが発表された、ということで、その立派なロゴは

えっ? これが1億3千万円のロゴ??

という訳で、ネットでは炎上中のようだ。

ところが、それだけではなかった。何とこのロゴにもパクリ疑惑が!

今現在ネット上に飛び回っている情報によると、このロゴが海外メガネブランド「Plug&See」のロゴに似ているというパクリ疑惑が発生しているそうだ。そこで Plug&See のサイトを捜してそのロゴ部分を持ってきたのが下の図だ。

Plug&See サイトより ⇒ 

成る程これはチョイとヤバいんじゃないか?

しかし、それだけでは無かった。何とあの楽天のロゴにも似ているというので、これまた楽天から探してきたら‥‥

楽天 サイトより⇒ 

何やら大騒ぎの挙句に没となったオリンピックのロゴとパターンが似ている、と思ったら何とこのロゴのデザイナーは五輪エンブレムの佐野研二郎氏と関係が深く、あの時も名前の出ていた永井一史氏で、父親は五輪エンブレム選考委員長の永井一正氏というから、同じメンバーで同じような事をやっていたのがバレてしまったということか。

今のネット時代は、悪いことをすれば直ぐにバレる訳で、その辺の認識が甘くて悪さをするとこういう事になる、という見本みたいなものだが、さ〜てこれからどうなることやら、と野次馬根性丸出しで期待しよう。♪ルンルンルン♪

この件についての詳細はネットで検索すれば既にゴロゴロと出てくるので、興味のあるかたはそちらにて。