B_Otaku のクルマ日記 特別編

ご注意:この記事は特別編です。毒舌やら嫌韓やらで満ち溢れています。
したがって、この方針に賛成の読者のみ閲覧可とします。


2015/6/28(Sun)
172キロ暴走動画

既に10日ほど前になるが、速度超過でオービスが光るところをインターネットの動画サイトに投稿していたとして24歳のアルバイトが逮捕されたというニュースが出ていた。場所は伊勢崎市内の国道17号線で、法定速度60q/h のところを172q/h (外にも125q/hと130q/hの合計3回) で走行してオービスを作動させたようで、動画サイトには「一般道で時速200キロでオービスを光らせてみたというタイトルを付けていたという。

さて、ここでクルマサイトとして注目するのは、投稿のタイトルの時速200キロというのはハッタリなのかという疑問だが、これは恐らく172q/h の時のクルマのメーターは200q/h 辺りを指しいていたのでは無いだろうか? クルマの速度計というのは一般にプラス側に誤差を持ってくるから、要するに実際よりも速く表示される。特に200q/h 付近なんていうのは日本国内では使用しない領域だから余計に誤差は大きいだろう。

以前、レンタカーのカローラで高速道路を走行したら、追い越し車線の流れに乗っている時にメーターは140q/h 近くを指していて「この辺の人達は随分と飛ばすんだなぁ」何て思っていのだが、それにしてもそこらのオバちゃんがボロいクルマで 140q/h 巡航しているなんて、何か変だぞ? と思っていたのだが、その後大型トラックの後についたらば 110q/hで巡航している?? 大型貨物は制限速度が 80q/h だし、90q/h でリミッターが作動するはずで、まあそれでも中にはリミッターを外しているクルマもいるかもしれないが、その割には後に何台もの大型がついてきているから、リミッター外しの線もなさそうだ。

ということは、このレンタカーのカローラの速度計の誤差が大きくプラス側だったということだ。このクルマが特別狂っていたのか、それとも国産の安物車は100q/h 過ぎると極端に誤差が増えるのかは定かではない。

さて次の疑問は24歳のアルバイトで170q/h以上出るクルマが買えるのかということだが、写真を見ると車はインプレッサ WRX のGC8型で販売期間は1992〜2000年で、要するに最後期モデルだとしても既に15年が経過している (右の写真が同型車) 。それでその程度の中古車の価格を調べみたらば、1998~2000年くらいのWRX STi で走行距離15万キロくらいだと概ね50万円くらいだったから、これに諸経費を含めても70万円程度で入手できるだろう。な~る程ねぇ〜、15年モノでも15万キロ走っていてもそこは腐っても鯛で、新車時の性能は車両重量 1,210kg に対して 2.0L ターボで280psだからパワーウェイトレシオは4.3 kg/ps というポルシェ 911並みの値だから、それぁ180q/h 近くは出るだろう。

それにしてもアルバイトの財力でも買える中古車でこれ程の性能という事を考えれば、日本の自動車技術の底力を思い知ったということだ。


あれっ? 今回は随分真面目な内容になってしまった。これじゃ、毒舌を期待して来てくれた常連読者に申し訳ない。ということで、前回触れた集団的自衛権について追加情報でも。衆院憲法審査会が3人の憲法専門家を招いて参考人質疑を行ったところ、何と3人共他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案について「憲法違反」との認識を表明してしまったことへの追記をすると、3人の憲法学者は早大教授が2人で残る1人は慶大教授ということで、日本の私立大学の双璧だかこの面でも充分に説得力もある。

その後憲法学者にアンケートをとったところ、いち早く回答した約200人の内で合憲としたのはたったの3人で、其々の肩書は日大、駒大、麗沢大の各教授だそうで、あっ、勿論勤務先の大学で判断する何て事を言うつもりはありません‥‥。

そんな状況で更に首相の取り巻き陣が強力な援護射撃として、若手勉強会で日本経団連に依頼して広告主を通じてメディアに圧力をかけようとの発言があったり、その勉強会で公演した首相のお友達である作家は「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」と言ったのがバレたりと、まあ次から次へと立派なご意見が出てきて、首相周辺もさぞかし心強いだろう 、プっ。

類は友を呼ぶとはよく言ったものだ。