国連教育科学文化機関（ユネスコ）の諮問機関、国際記念物遺跡会議（イコモス）から、世界文化遺産への登録を勧告され、これにより登録されるであろう遺産は23件で、誰もが見たことのある有名な右の写真の通称軍艦島と言われている長崎の端島炭鉱などが含まれている。ところが、その中で福岡県や長崎県の７件に韓国がイチャモンを付けている。その理由はこれらの施設では徴用で朝鮮人が動員されて死亡者が出ていた、ということらしい。

まあ例によって、何が何でも日本が優位になることは許されない韓国人の感情丸出しだが、今回の主張も大いに無理がある。何故ならこれらの文化遺産は幕末から明治維新で日本が急速に産業国家となった歴史を示している訳で、年代的には1910年までだ。ところが日韓併合というのは1910年だから、文化遺産の期間がちょうと終わった時期であり、日本の産業が急成長していてこれら文化遺産がフルに操業していた時代には韓国は未だ日韓併合前だから、国民の90％が簡単な屋根しか無い掘っ建て小屋に住み、道路には糞尿が散らばっていたのが真実であり、徴用も強制労働もヘチマも関係ないのだ。

まあ韓国は何時もの事だから驚くこともないが、日本人にもアホな輩は結構いるもので、最近の話題では大分市の高崎山自然動物園で生まれた猿の赤ちゃんの名前を公募したところ、これまた生まれたばかりの英国王女にちなんでシャーロットが最多だったことから、この猿にもシャーロットと名付けることにしたら、それに対して英国王女の名前を猿に付けるなんて言うのは王室に対して失礼だ、という意見が結構あって、動物園では急遽市と相談して対処することになったというニュースをご存知の方も多いだろう。

しっかし、英国王室がそんなことで腹をたてるわけがなく、元々欧米の上流階級はジョークが大好きだから、猿の赤ちゃんに王女の名前を付けるなんて言うジョークは寧ろ喜ばれるくらいだろう。それを勝手に日本人の下流層が自分たちの感覚で大騒ぎしているのは何とも滑稽だ。それでテレビニュースの街頭インタビューで反対意見のオッサンの言うには、英国の皇室に失礼だ、ということだが、えっ、英国は皇室じゃなくて王室だろう。そんな知識も無い連中が、失礼だの何だのと騒いでいる訳だ。

話は変わって、ドイツではアウトバーンの有料化を検討しているという。ないっ！ ということは、あの速度無制限の高速道路が今まで無料だったのか？？ というのも驚きだが、こういう環境で育ったクルマが優秀なのは当たり前だということだ。対する日本はといえば、高い高速料金と最近のクルマの性能を考えれば異常に低い100�q/h という制限速度など、こんな悪条件でも何とか世界で通用するクルマを作っている日本のカーメーカーは実に大したものだ。

とはいえ、日本での高速無料化は民主党政権時代に試みられたが、何と無料化によって今まで高速走行の経験が無かったドライバーが高速を利用することで渋滞やら事故が頻発したという想像もしなかった結果となったが、これでもしも速度無制限なんて実施したらば大事故の嵐となるだろう。それにしても上記の猿の命名にしても、日本の下流層のレベルの低さを実感するわけだが、それにしては日本は世界最高の技術力を持っていたりする訳で、それじゃ他国のレベルはもっと酷いのか、という思いがあるが、確かに少なくともお隣の国のレベルが酷いのよ〜く解る。