沖縄での米軍ヘリからの窓枠落下事故が問題となっているが、しかし何故にヘリの窓枠が外れたのかは大いなる疑問だ。写真左下は小学校の校庭に落ちた窓枠そのものだが、枠ごとポロっと外れたような状態に見える。まるで整備で窓を外して、その後はめ込んだがボルトか何かで固定するのを忘れたとか、そんな事でもない限り有り得ないのだが、まさか米軍の整備士が止め忘れなんて有る筈も無いし‥‥。

ところが最近の情報では何と沖縄の米軍は整備を大韓航空に委託していたという事らしい。だっ、大韓航空ってことは、整備してるのはＫ国人！

な～る程、それなら窓枠固定するの忘れるなんて十分にあり得る事だ。

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さて飛行機と言えば整備士以上にミスをすれば即事故になるのがパイロットだが、言いかえればこのパイロットというのは憧れの職業であり、特に大手のエアラインのパイロットは弁護士よりも医者よりも狭き門という認識がある。なぜなら、弁護士も医者も頭さえよければ何とかなるが、パイロットは健康条件が極めて厳しくて、例えば視力何て裸眼で 1.0 以上というから、殆どがメガネを掛けている一流受験高校の生徒はこの条件でアウトとなる。

そのパイロットになるには従来は航空自衛隊でパイロットになり経験を積んでからエアライン転職か、航空大学校に入学してからエアラインの採用試験を受けるか、はたまたエアラインが直接募集する自社養成パイロットに採用されるかという道だが、どれも超狭き門だ。

航空大学校 (航大) は公立だから学費が掛らないが、入学試験は短大卒か大学２年終了でないと受験出来ない。ということは高校卒業してから２年経たないと受験できない事になる。そこで最近注目されているのが私立大学のパイロット養成学科であり、学費は掛るが上手くすれば航大よりも２年早くパイロットんなれるというメリットがある。

現在私立でパイロット養成学科がある大学を調べてみたらば東海大・桜美林大・法政大・崇城大・そして帝京大・千葉科学大と言う事だった。この中では東海大が最も設立が古く (といっても10年前だが) しかも ANA との提携で始まった事から卒業後に大手エアライン (すなわち ANA) に採用される可能性が最も高く、事実毎年何人かの採用実績がある。

桜美林大は実績が無い事とエアラインとの提携が無いことから ANA だと一般受験となり、今の段階では採用は先ず望めないだろう。なお JAL については経営が悪化した後は事実上パイロット候補の採用は行っていないようだ。

法政大は東京６大学で MARCH の一角を占めてもいるブランド力はあるが、パイロット養成となると実績が無く、これまた提携しているエアラインも無いから実績も無くエアラインのパイロットになるのは絶望的だ。崇城大というは九州の大学らしいが、これについては良く判らないが判らないが、如何考えてもここから ANA へ採用される事は無いだろう。帝京大はヘリコプターの養成コースだから、憧れの国際線エアラインとは無縁の存在だ。

そして残るは何とあの加計学園ブループの千葉科学大で、薬剤師のみならずパイロットにまで手を出していたのだった。まあ前述のようにパイロットは何より厳しい身体条件をクリアしなければならないから、例え東大合格者でもパイロット養成学科に合格できるとは限らない訳で、前述の東海大も偏差値自体は工学系で50代くらいらしい。とはいえ、実際には東大等の超一流大学の受験を失敗してパイロットを目指す事に方向変換した学生なども多いという。高級官僚や医師になれなくても国際線の機長ならそれらと同等以上のステイタスということだろうか。それで千葉科学大のパイロット養成科の偏差値を調べてみたらば‥‥該当する航空技術危機管理は ”35” だった。えっ、さっ、三十五って？ これでパイロットを目指すの？ いくらパイロットは身体条件が厳しいから偏差値は二の次って言ったって、それは60代の難関校や70代の超難関校に比べれた場合で、３５のパイロットって！？

因みに同じく千葉科学大で話題の薬学については‥‥これはパイロットよりも偏差値が高くて‥‥37.5 だった。いや、まあ、これじゃあ国家試験どころじゃあないよなぁ。それにしても底辺クラスの受験生相手に薬剤師だ獣医だ、そしてパイロットだって言う事で、将来に希望を持たせると言えば聞こえは良いが、これってマルで詐欺じゃあないのかぁ？ 要するにこういうのがビジネスモデルなのだろうが、金持ちのノー足りん息子 (と娘) 相手に大金ふんだくるのはまあ良いとしても、国の助成金までガッポリと持っていくというのが大問題な訳で、こんな大学のグループがあることが判っただけでも大収穫‥‥なんて言っている場合じゃないだろう。国民の税金を返せ‥‥何て言っても返すどころが倒産寸前らしい。

世の中、我々の知らない処でトンデモナイ事をやっている輩の何て多い事。