盛りの方は補助金数千万円を搾取したとして籠池夫婦が大阪地検特捜部に逮捕されたが‥‥はぁ、数千万円、それも既に返却で地検特捜部が、って、そんなのは所轄警察署の係長くらいが担当して、書類送検で罰金程度の事件だろう。

それに対して掛けの方は次々に大変な事実が判明していくが、テレビも新聞も殆どシカトで、デンデン達はこのままほとぼりが冷めるとでも思っているようだが、幾ら何でも世の中そんなに甘くはないと思うが。それで既にネットでは知れ渡っている今治の獣医学部の建築図面の流出で、もうこれは完全にアウトだろう、という項目を纏めてみる。この特別編に来るくらいの読者なら既にご存じとは思うが、もしも「初めて知った」なんていう場合は、あっと驚く何とやら‥‥間違いなし。

● 建物は倉庫に毛が生えた程度の構造で、ショッピングモールと同等のもの。どう考えても坪単価 100万円以下で、実際には 80万円程度。掛け (蕎麦) だけあってドンブリ勘定だった。
● これで建築費が148億円と申請されて今治市は96億円の補助金を出すそうだが、実際にはこれで建築は賄えるから不正申請分は50億円程で森友学園の100倍！
● 新設獣医学部はウィルスや最近の研究実験を行い、今回の建屋は BSL-3 の施設を設置するという。
因みに BSL とはバイオセーフティレベルの略で１～4 までの段階があり、今回の BSL-3 では黄熱ウィルスや狂犬病ウィルスなどを取り扱う。予定では高病原性鳥インフルエンザなどの研究をするという。
● しかしその施設はとてもではないが BSL-3 なんていう代物では無いそうで、隔離性の低さからこの設備でそんな実験をしたら今治市内はウィルスが漏れまくり！だそうだ。
● 常識では BSL-3 クラスは全く別の建屋に作るというが、今治では ION の中にプレハブ作って鳥インフルの研究する、みたいな状況だ。
● その実験室の上階にはワインセラーやビールディスペンサーを設置した大会議室、ようするに宴会場が設けられているというのも驚きだが、まあ奴ららしいとも言える。

それにしてもウィルス漏れまくりの設備で、分数の計算が出来ない BF (ボーダーフリー) ランクの学生と素人の教員 (教授は落選中の国会議員) が鳥インフルの実験とかするなん、今治市民は知っているのだろうか？

実はこの図面を NHK はかなり前に手に入れていて、建築の専門家に分析もしてもらっていたそうで、現場の記者たちは「クローズアップ現代+」で放送する予定だったが、何らかの理由 (まあ解るでしょう) で中止になったという。こういうのをいち早く放送すれば、多くの国民が喜んで聴取料を払う‥‥と思うけど、ねぇ。

やっぱり "掛け" だけに油揚げと揚げ玉を入れてキツネとタヌキの馬鹿し合い。昔々あるところにカケとキツネとタヌキが‥‥って、やっぱりこりゃ同和童話の世界だ。

それにしても、こんなずさんで突っ込みどころ満載の研究設備って何かに似ている。そうだ、全くのシロート考えで改良の積りが改悪になって大笑いの、お隣の国のイージス艦とかと同じパターンじゃないか。サッスガーは隠れキムチの皆さん方だけあって、DNA が同じのようですなぁ。

【追伸】
この件について昨日 (23日) 夜の番組で報道ステーション (テレ朝) と NEW23 (TBS) がこの問題を其々十数分くらい取り上げていた。これで他社も後に続くだろう。やっぱり逃げる事は出来無さそうだ。

しか～し、今日の昼のワイドショーの予定を見たらば、どこも入って無かった。要するにビジネスマンなどある程度のレベルの国民にはどうせバレ始めているから放送しておいて、おばちゃんやミーハー相手には伝えないで様子を見る‥‥という事っスかね。