B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2016/9/9(Fri) |
超高級ブランドカーオーディオ |
メーカー純正のカーオーディオに超高級ブランドを採用する例としてはレクサスのマークレビンソンが有名だ。マークレビンソンとは恐ろしく高価なオーディーオアンプを製造販売している米国のメーカーであり、それをカーオーディオに採用するというのを聞いた時には、オーディオマニア達はアッと驚いただろう。種を明かせばマークレビンソンのブランドは付いているが、中身は日本の大手オーディオメーカーの OEM 供給だったりして、まあカーオーディオアンプとしては高級仕様だが、本物のマークレビンソンのオーディオアンプとは全くの別物だった。 このマークレビンソンが如何高級かということについては 2015年4月5日の日記で解説しているので、そちらを参照願いたい。 レクサスのマークレビンソン採用と同様に高級ブランド他社も色々なブランドを装備しているが、その例としてはホンダがレジェンド (米国ではアキュラ RLX) で KRELL (クレル) という、これまたマイナーな超高級オーディオメーカーを採用しているが、これについては上記の日記 (4月5日) で触れているので合わせて参照願いたい。 さて、それで本日の本題は最近試乗したメルセデスベンツの E200 アバンギャルド スポーツ の試乗記で登場した "Burmester" (ブルメスター)というハイエンドオーディオ専門メーカーについて調べてみた。これは AMG GT S にも採用されていたが、まああれは2,000万円級の高級スポーツカーだから有りえるが、E200 の場合は一千万円以下のクルマで、勿論世間の常識では充分過ぎる程の高級車なのだが、超高級ブランドオーディオとなると超高級車にしか付いていないのか、と思っていたからだ。 それで Eクラスの場合ブルメスターのオーディオは E400 でもオプションで流石にこれは標準装備にはならないようだ。 そのブルーメスターは1978年に誕生したドイツのオーディオメーカーでアンプ以外にも CD プレーヤーやスピーカ−も生産している。日本でも販売されているが、その価格たるやプリメインアンプですら145万円でCD プレーヤーは 120万円、高級パワーアンプに至っては380万円、スピーカーシステムが150万円など、ボトムモデルでも一式で500万円コースというところだ。 まあ、興味のあるユーザーは以下のサイトにて詳細が判るだろう。
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2016/9/7(Wed) |
Jaguar XJ (2016) |
先日街を歩いていたらば、近所の駐車場に頭から入っていたクルマのリアスタイルが妙に気になった。一見プリウスに似ているが、プリウスよりも低くて広くて高級そうに見える。 この先進的でしかも高級なクルマは一体何者だ、と思ってエンブレムを見たらば ”Jaguar XJ” だった。 ジャガーといえば英国の名門高級車メーカーだった筈だが、経営不振からフォード傘下に入ったことでクルマとしても全く魅力の無いモノに成り下がって、その後フォード自体が経営不振となりジャガーの経営権は今ではインドのタタ自動車に移ってしまった‥‥という話は知ってはいたが‥‥ そうかあ、今の XJ って、こんな形をしていたんだ。 ジャガー XJ といえば今から半世紀ほど前に発売された高級4ドアセダンのイメージが今でも残っているくらいに、当時としては先進的な中にレトロな雰囲気を持っている名車だった。 1960年代後半といえばメルセデスは天下の名車で初代Sクラスである W116 は未だ発売されて無く、縦目の W109の時代だった。勿論これも良い車だったのだが、ドイツ的なスタイルとは全く異なるセンスの XJ の魅力はメルセデスに十分対抗できるものだった。 しかし当時の日本では未だ高級車=米国車という感覚が一般庶民の主流となっていて、中でもキャデラックがダントツの高級イメージだった。勿論キャデラックは米国でも高級車の代名詞だった時代だ。 インテリアについては下の写真ではブルーの照明を使うなど、これまた結構先進的だ。 実はジャガーはフォード時代に X というDセグメント車を発売したのだが、これが何とフォード・モンデオのプラットフォームに往年の XJ 風のボディーを載せたもので、室内は如何にも英国風を強調したようなウッドパネルを多用したりと、安物の米国車を英国の高級車風に見せかけたインチキ商品だったが、米国ではベストセラーに‥‥と思ったフォードの目論見は見事に外れ、それどころかジャガーの足を大いに引っ張ってくれた。 結局米国人とはいえ一般のミーハーとは違い、中流以上のユーザーはこんなマヤカシには引っかからなかったのだった。 ところで往年の XJ だが、当時父親の友人がこれを買ったのだが1年の 2/3 以上は修理工場に入っているという有様で、これではとても仕事には使えないと急遽クラウンを追加発注したという笑い話を思い出した。ただし、クルマが調子の良い日には実に快適なドライブを楽しめるそうだが、そんな日は年に何日あったのやら、という有様で、この信頼性の無さはその後も改善されることは無かったようだ。果たして今のジャガーはどうなんだろう? 余談ながら、通はジャガーでは無くて ”ジャギュアー” と言ったらしいが、いや幾ら何でもこれは恥ずかしくて言えないだろう。
なお現行 XJ について更に詳細を知りたい場合には
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2016/9/7(Wed) |
Kia Rio (2017) |
先日取り上げたヒュンダイ i10 に引き続き今回はヒュンダイ傘下の起亜 (Kia) Rio という小型ハッチバック車を取り上げる。 起亜はヒュンダイ傘下となる前にはフォード系であり、当時は同じくフォード傘下だったマツダ車をベースとした車種を生産するなど、ヒュンダイとは別の道を辿ってきた。 ということもあり、今回の新型 Rio もヒュンダイと違って明らかなパクリは‥‥おやっ? これも何やらどこかで覚えのあるスタイルというか雰囲気だ。 必死で記憶を辿ってみると‥‥そうだ、アウディ A1 の4ドア板である A1 スポーツバックに似ているぞ。流石にフロントをシングルフレームグリルにはしていないが、最近の小型ハッチとしては珍しくボンネットラインが水平だ (先端に向かって下降していない) し、ルーフのラインなど全体から醸し出す雰囲気はソックリだ。 そしてリアから見ても基本的なデザインは全く同じ。勿論細かいところは多少違うが、これはパクリと言われても反論出来ないだろう。成る程、ヒュンダイ i10 はトヨタ風味だったが、こちらはアウディ風味のようで、しっかし、プレミアムコンパクトをパクるとは良い根性してるじゃねぇか! インテリアについては流石に今までの例の見ても露骨にコピーする例は無く、今回も・独・自・のデザイン‥‥と、思うけれど‥‥ まさかとは思ったが念の為にアウディ A1 のインテリアと比べてみたらば‥‥
エアアウトレットは丸から四角に変更はあるものの、何やら妙に雰囲気が似ている。しかもコンソール周りは瓜二つだし、メーターの配置や目盛りなどもソックリに見える。 ヒュンダイ (&起亜) 車が日本車や欧州車の露骨なデッドコピーを今でもやっていることは、世界中の国から大いに問題視されているようで、今や世界の大手自動車メーカーの一角に身を置く迄になったヒュンダイはいつまでこんな事をやっているのだろうか。
たぶん居ないとは思うが |