B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2014/6/30(Mon) |
2014年上半期終了 |
本日は6月30日だから、2014年も半分終わってしまった。ついこの間正月だったような気がするが、全く時の流れの速いのには驚くばかりだ。子供の頃の一年なんて本当に長かったのに‥‥。 年を取ると時間の進みが速くなるというのは実感するが、それでは子供は今でも時の過ぎるのが遅いのだろうか? いや、もしかして、宇宙全体の時間の進み方が加速がついてきたのではないか?なんて気もするのだが、まあそんな事はないとは思うが。 ところで、ネットでのもっぱらの噂では7月1日に米ドルが崩壊すると言う話で、まあドルのデフォルトに付いては以前から何回も噂になってきたから、今更言われてもオオカミ少年的になってしまったが、国家デフォルトなんていう一見非現実的な話は、何の事はないアルゼンチンは既に2001年に一度デフォルトしていて、これが最近再度のデフォルトの危機になっているいらしいから、結構現実的なことなのだ。 話をドルに戻して、完全に破綻しないまでも極端なドル安になったら、例えば1ドルが60円だったらどうなるのだろうか? GMの中型セダンのビュイック リーガルの米国価格は約3万ドルからで、これを1ドル60円で換算すれば何と180万円となる。いくらアメ車が売れない日本とはいえ、これを日本に持ってきて200万円代の前半で売ればソレナリに売れるだろうし、米国車の日本国内販売の推進という米国のTPPでの要求も満たせたりして‥‥。 逆に考えると、日本で500万円のレクサスISは1ドル60円では何と8万ドルとなり、こりゃ日本からの輸出産業は全滅かもしれない。しかし一見非現実的にも感じる1ドル60円だが、過去の最安値では75円台(2012年)まで下がったこともあったのだから、決して有り得ない話では無い。 何れにしても明日、というか日本時間だと明後日の早朝には何かあれば判るだろう。
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2014/6/29(Sun) |
New COPEN<3> |
室内を見た時の第一印象は軽らしからぬシッカリとしてた作りの内装に感心するが、オーディオレスでも180万円、最低限必要な装備を付ければ200万円コースだから、一般的な軽自動車とは比較にならないし、この程度の内装で当たり前、とも言える。 シート表皮はチョッと粗い織目のファブリックに白いステッチという、BMWなどの欧州プレミアブランド(の低グレード車)を彷彿させるものだ。シート調整は総てマニュアルで、運転席の場合はシートの座面右端の側面にあるが、ドアを閉めるとシートとドアの隙間が殆ど無く、その狭い隙間に手を入れて手探りでレバーを探して調整することになり、これは結構使い難い。ドアインナートリムはシート程には高級感はなく、いわゆるプラスチッキーの部類であり、やっぱりここまでは予算が回らなかったようだ。ところで、普通はこの部分に付いているアームレストが無いし、パワーウィンドウの操作スイッチも無い。
セダンならば後席から簡単に撮影できるインパネ全景は、2シータースポーツカーの場合は撮影位置が無く、これが軽のコペンともなると更にせまいから全くのお手上げで、結局下の写真のように目一杯下がってもこの程度にしか撮れない。 センタークラスターもドアトリム同様にプラスチッう丸出しだ。インパネ右端には国産車によくある制御関連のスイッチがあり、さらに電動ミラーの調整スイッチもある。 エアコンはオートエアコンらしいが、操作パネルは何やらチャチい。 ATセレクターはゲート式で、そのゲートを切ってあるパネルは表示文字が金型で作った鋳込み文字だから安っぽいし視認し辛く、これまた200万円にしてはショボい。パーキングブレーキはオーソドックスなレバー式であり、その近くのコンソール上にはパワーウィンドの操作スイッチがあった。そう、ドアトリムに無くて探していたウィンドウ操作スイッチはセンターコンソール上にあったのだった。 メータークラスターは中央に大径の速度計があり、このFSが140q/hであることが軽らしさを醸し出している。メーター自体の視認性は決して良くはないし高級感も無い。 ドアを開けてシートが目に入った時点では結構期待したインテリアだったが、細かく見てみれば所詮は軽自動車であり、多くを求めてはいけない。 そして肝心な乗り味はといえば、これは近日公開の簡易試乗記まで待ってもらうことになるが、一言で言えば決して絶賛したり感心したりするようなシロモノでは無かった。そんな事もあって簡易試乗記は特別編対応としてボロクソ言うという事も考えている。 乞うご期待!
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2014/6/27(Fri) |
New COPEN<2> |
コペンのようなリトラクタブル ハードトップ タイプはトランクスペースが犠牲になるのが一般的だがさて新型コペンはどうだろう。 先ずはルーフを上げたままのトランクスペースはといえば、思ったよりも広いが底は平らではないし左右の端には開閉用のリンク類があって、決して使い良さそうとはいえない。 今度はルーフを畳んだオープンの状態を見ると‥‥殆どスペースがない。
オープンにした状態のリアビューは如何にもそれらしいが、その代償として全くトランクスペースが無い状態となっているわけだ。 トランクルーム側面のリンク類は実際に荷物を積むには邪魔になりそうだ。 エンジンは旧型の4気筒(JB-DET)から3気筒(FB16)に変更となった。何れもターボで加給されているから軽の自主規制ギリギリの64psだが、最大トルクは何故か旧型の11.2kgf・mから9.4kgf・mへと低下している。それにしてもエンジンルーム内が綺麗に整理されている最近のクルマの中では、コペンはゴチャゴチャと汚らしい。これをメカメカしくてマニアックとは到底表現できない。 標準タイヤは軽としては身分不相応な 165/50R16 で、リアなどはブレーキがスカスカ‥‥いや、まてよ、ブレーキが付いて無い??。 実はリアブレーキはドラム式で、そのドラム径が小さいために立派過ぎるホイールに埋もれて見えないだけだ。フロントはベンチレーテッドディスクだが、軽専用ともいうべき外側パッドをシリンダーハウジングに直接付けるタイプだし、リア同様に立派過ぎるホイールでブレーキスペースはスカスカに空いている。 次回からはインテリア編とする。 つづく |
2014/6/26(Thu) |
New COPEN |
ダイハツ コペンといえば今や貴重な軽のオープンスポーツカーであり、初代(L880K)は2002年に発売され2012年に販売が終了している。それで、もうコペンは終わりかと思ったら2013年のトーキョーモーターショーに参考出品されたコペンは誰が見ても単なるショーカーではなく、近いうちに販売されるのは容易に想像できたが、この度新型コペン(LA400K)として発売開始となった。 一見しただけではショーでの参考出品車(写真上)と殆ど同じに見えるし、ホイールのデザインまでソックリだ。 サイズは全長3,995o x 全幅1,475o x 全高1,280oで、全長と全幅は先代と同一なのは最近の無闇な肥大化の傾向からすれば好ましく‥‥なんて事ではなく、軽の規格一杯だからこれ以上広げようも無いわけだ。 ところで実車を目の当たりにした感想は、ボディの塗装が実に綺麗で、独特の光沢を放っていることだ。 フロントフェイスは旧型が愛嬌のある、言い換えれば間抜けで精悍さのないファニーフェイスだったのと変わって、遥かにマトモ!なスタイルになった。 サイドから見ても旧型の軽丸出しのダルマみたいなスタイルに比べて、同じ長さながら充分にスポーティーで均整がとれている。 勿論リアだってダルマ丸出しから精悍なスポーツカールックに変身した。 ここで新旧コペンのスペックを比較してみる。ただし、ライバルについては今現在で軽のオープンスポーツカーというのは新車で販売されていないので、軽よりは少し大きくて重いが欧州の小型ホットハッチであるアバルト500と日本でも最近は軽自動車として販売されているケーターハムを選んでみた。まあ、ケーターハムについては値段もコンセプトもコペンとは全く次元が違うし、アバルトだってコペンのライバルにはなり得ないが、逆にそれを再認識するというのも悪くない、と思った訳だが‥‥。 それにしても軽規格なのにP/Wレシオが6.1kg/psというケーターハムのもの凄さには唖然とするものがある。 つづく |
2014/6/25(Tue) |
HILUX 4WD <3> |
室内を見ると、ランクル同様に高い乗車位置だが、室内の床からの着座位置はランクル70程には高くないのはオリジナルが乗用車に近い高さのピックアップトラックだからだろう。
TRDなんちゃら、という高級グレードだけあって作業用4WDに比べるとツートーンでステッチの入ったシート等見た目の豪華さはソコソコだが、それでも表皮自体はそれ程高級そうでもないファブリックであり、シート調整は手動だから決して高級車のシートではない。
ドアインナートリムはオリジナルが実用トラックだから目一杯化粧しても元がバレるが、ちょいと見にはそれ程安っぽくは無い。 インパネもあっさりしたデザインで、独立したセンタークラスターではなく横長のパネル中央部に機器がレイアウトされているというシンプルなものだ。 オーディオは2DINスペースに後付したようなタイプで、写真はオーディオ一体のナビらしきものがついていた。エアコンは温度調節らしきダイヤルがブルーのみで赤が無いからマニュアルクーラーのみで暖房なし、ということだろう。 ミッションは特別なオフロード用ではなく当たり前のATのようだ。副変速機なんていうのも付いていないだろう。ステアリングコラムの右側面にはイグニッションスイッチらしき伝統的なキーホールが見える。 メーターもランクル70のように油温や電圧計まで備えたプロ仕様のオフロード用ではなく、安物セダン程度のものが付いている。 ハイラックスはタイではベストセラーカーの部類らしいが、日本の状況からはランクル70のように特殊なマニアが喜ぶわけでもなく、結局国内販売されていないのは殆ど市場が無いからだろう。元々ダブルキャブのピックアップトラックというのは工事用の機材と作業員を一気に運ぶための実用車だった訳で、それが5(6)人乗れる多用途車としてレジャー用に使われ始めたのだが、荷台が外というは使いづらくて結局ここにルーフを付けて、それが発展してワゴン(バン)ボディとなったのが一世を風靡したハイラックスサーフであり、そのサーフも今ではプラドの兄弟になってしまった。 今回は最後にハイラックスの成り立ちに触れるという何時もと違う展開だったが、ワンパターンにならないようにとの考慮から偶には‥‥なんていう考えはなく、単に初回に触れるのを忘れただけだった。お粗末!
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