B_Otaku のクルマ日記 放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク) |
2014/6/15(Sun) |
TOYOTA Land Cruiser 70 |
ランドクルーザーというと一般には高級オフロードカーであるランドクルーザ−200が思い浮かぶが、なんてったって200はあのレクサスLX570と兄弟車だから、それぁもう高級車なわけでオフロードをガンガン走る何てことは無いだろう。この200の系譜は60 → 80 → 100 → 200であるが、これとは別に実用本位の作業車である40 → 70という流れがある。しかし70はベビー過ぎて個人ユースには全く向かず、そのうちパジェロが大ヒットしてしまったためにライトデューティ化したバリエーションとして70プラドが追加され、これは後に独立して現代のプラドに発展している。 さて、この70系の発売時期は1984年、すなわち30年も前なのだが、実は今でも中近東では新車が販売されている。そこで、今回は今だに生き残っているヘビーデューティーオフロードカーでる中東仕様の70を紹介する。
フロントグリルこそ近代的になってはいるが、全体のフォルムは紛うこと無き70そのものだ。 サイズは全長4,730o x 全幅1,790o x 全高1,955oと意外に小さいのは、オリジナルが4ナンバーサイズだったことが原因なのと、道無き道を走るにはサイズが小さい方が有利となるからで、本来70は2ドアのショートホイールベースが主流だったくらいだ。 基本的なボディ形状は30年前と変わらないが、フロントグリルは最近のトヨタ風というか、ランクル200の雰囲気になっている。しかも、ボンネット先端には何とメルセデスみたいにトヨタマークのオーナメントがおっ立っている。中東諸国ではトヨタというのはステイタスシンボルなのだろう。 サイドビューは正しく往年の70ロングそのもので、二十数年間(4ドアロングは2ドアショートよりも後からラインナップされた)変化がない。高いシャーシー位置に加えてボディそのものもルーフが高い。 なお、向け先によっては更にルーフを高くしたハイルーフ仕様もあり、これならばヘルメットを被って小銃を持った兵士が乗っても大丈夫。要するにトルーパーキャリア(兵員輸送車)用という訳だ。
リアにはスペアタイヤと燃料用の予備タンクを背負っている。燃料については、もしものガス欠なんて事になれば命が危ない地域での使用を考慮したものだし、巨大はオフロードタイヤは室内に保管できないためにバックドアに背負ったという訳だ。このスペアタイヤを背負う方式は如何にもヘビーデューティーっぽいので。バブル時代のオフロード車ブームには、本来そんな設計ではないハイラックスサーフなども別部品でキャリアを付けてまで背面タイヤにしていて、知識の乏しいミーハーなユーザーをカモにしていたものだった。
リアゲートは勿論観音開きであり、荷室のスペースも結構あるのは元々貨物車だから当然だ。なお、仕様によってはリアシートが通勤電車のような長手方向のロングシートのものもあり、ようするに兵員輸送車などに使用するためだ。 この70については勿論何回かに分けて解説する予定だ。 つづく
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2014/6/13(Fri) |
Toyota TS030 HYBRID |
トヨタがルマン24時間やFIA世界耐久選手権(WEC)に出場するプロトタイプレーシングカーとして開発したTS030はハイブリッドカーであるが、電気を蓄えるのは市販車のようにバッテリーではなくキャパシターを使用している。 TS030は2012年シーズンから登場して、2013年にはルマンやWECに2台体制で挑戦し、写真の8号車は2013年ルマンで総合2位を獲得したクルマだ。 アウターサイズは全長4,650×全幅2,000×全高1,030o。 ボディーは当然ながらカーボンファイバーコンポジットを使用している。
エンジンはV8 3.4L 自然吸気で530HPを発生し、これに300HPを発生するハイブリッドシステムが加わるという凄まじさだ。 ホイールはマグネシュウム鍛造でフロント 14.5×18、リア 14.5×18、タイヤはフロント 36/71-18 リア 37/71-18。 ところで、上記のタイヤサイズはミシュランの表記方式で、36/71-18の場合タイヤ幅360o、タイヤ直径710oということなので、内径18インチ(457o)とするとタイヤのハイトは126oで、扁平率は0.35となり、要するに360/35-18ということになる。 ブレーキキャリパーはブレンボのレーズ用ワンオフのようで、特徴的なのが取り付け位置がかなり下向きなことだ。これがF1の場合は真下に付いているが、プロトタイプレーシングカーではそこまで下げてはいない。それでも極力低い位置に付けるのはやっぱり重心を下げるためだろうか。 ところで2014年ルマン24時間レースは丁度今、正に真っ最中で本日予選第2日目終了により何とトヨタの新型マシンTS040がポールポジションを獲得したという。昨年は惜しくも2位だったが、今年こそはトヨタ初のルマン総合優勝なるか?!
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2014/6/11(Wed) | クルマと服 |
ネットでブランドモノの服が与えてくれる3つのものという記事を見付けたが、その内容を要約すれば ブランド服のメリットは ということで、これはクルマでも全く同じだと感じることとなった。すなわち 何時も言っているように、結局は地獄の沙汰も金次第ということだ。 えっ? 女房はシャネルなのに一家を支えてる俺はコ●カだっ、って? あっ、はっ、はっ。 |
2014/6/10(Tue) |
消費増税の影響 |
消費税の増税から既に2ヶ月経過したこともあり、ここで増税後の自動車の売れ行きを調べてみた。なお、データーは自販連(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会)より発表のモノを使用している。というか、世の中での登録車の販売(登録)台数データーは総て自販連のモノが使用されている。 データーを見れば一目瞭然であるが、当然ながら4〜5月の登録車の販売台数は明らかに落ち込んでいる。まあ、あれだけ3月までの駆け込み需要があったのだから当然ではあり、需要の先取りとい事は本当の消費税により買い控えというが判明するのはもう少し時間が必要だ。ところで、登録車となっているが、これって何が言いたいかというと、軽自動車は入っていないということだ。えっ? 軽はもしかして別口か? は〜い、その通り。軽自動車の販売台数をまとめているのは自販連ではなく、全軽自協(一般社団法人 全国軽自動車協会連合会)で、言ってみれば利権団体の違いであり、天下り先も増えて万々歳、と白蟻役人も申しておりまする。 その全軽自協のデーターをみると‥‥ 軽乗用車は寧ろ昨年よりも売れている? これは、何か理由がある筈だということで、メーカー別の内訳を調べてみれば‥‥ ミツビシとニッサンが大幅に増えているのが原因だった。特にニッサンなんて4~5月の販売台数が昨年の同月よりも倍以上も売れているし、その台数自体も約1.6万台/月という凄い数だ。そしてその原因を推定すれば、もうあれっきゃないだろう、というくらいに解りやすい。要するに昨年FMCと共に、従来のOEMからニッサンのオリジナルとなったDAYZの売れ行きが好調、いやそんな生易しい表現では表現できないほどの大成功ということだろう。そのDAYZはご存知のようにミツビシとの共同開発で実際に製造を担当しているのはミツビシの水島製造所だが、その双子の片割れ(eKワゴン)も大いに売れている。 ということで消費増税の影響はクルマに関しては意外にもそれ程顕著ではなかった。特に軽自動車、取り分けDAYZの強さには驚くものがある。 |
2014/6/9(Mon) | Toyota Yaris (2015) |
トヨタ ヤリスとは欧州向けのヴィッツであり、更には北米でも販売されているという、言ってみれば世界戦略車だ。そのヤリスが今回大規模なMCを実施したようだ。現行(P13)モデルの発売は2010年だから今回は丁度モデルライフの折り返し点であり、フロントグリルを大幅に変更するいわゆるフェイスリフトを実施している。
リアビューに関しては大きな形状の変更などは無さそうだ。
インテリアも写真で見る限りは前期(現行)モデルと変わらないようだ。 確か以前にこの日記で紹介した覚えがあるが、ヤリスにはハイブリッドがラインナップされている。Bセグメントのハイブリッドといえば日本ではアクアだが、欧州ではアクアは販売されていない。まあ、アクアといえばこのサイトではダメな日本車の代表のように扱っているが、世間では大ベストセラー! しかし、欧州で販売していないということは、日本人のドライバーは騙せても欧州では無理ということだろう。まあ、クルマの歴史とドライバーのレベルが違うということだが、歴史についてはどうにもならないが、ドライバーのレベルについては何とかならないものだろうか。 えっ、もしかして、アクアと日本のパンピー(一般ピープル)ドライバーの事を書きたいがために、ヤリスのMCなんてアイテムを引っ張りだしたんじゃあないかって? ほほう、中々見る目がおありのようで‥‥。 ということで、ヤリス詳細を知りたいという方は
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