B_Otaku のクルマ日記


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2021/9/1 (Wed)  Volkswagen ID.3 1st Edition (2020)

GM のシボレーボルト EV が搭載しいる韓国 LG製バッテリーの欠陥により、3回に渡るリコールの末に遂に全数リコールでバッテリー交換と相成ったが、今度は同じくLG製バッテリーを搭載するフォルクスワーゲンのEV 、ID.3も火災事故を起こした。
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韓国製バッテリー 今度はフォルクスワーゲンEVでも火災

そこで今回は第2のボルトとなる可能性大の Volkswagen ID.3 について、その内容を見てみよう。

ID.3 のボディサイズは全長 4,262 x 全幅 1,801 x 全高 1,552 ㎜ 、ホイールベース 2,765 ㎜ で、これはライバルとなるシボレーボルトの全長 4,145 x 全幅 1,765 x 全高 1,611 ㎜ 、ホイールベース 2,601 ㎜ よりも少し大きい。

また VW の従来モデルではゴルフ(全長 4,265 x 全幅 1,800 x 全高 1,480 ㎜ 、ホイールベース 2,635 ㎜)とほぼ同サイズであり、決して小さなクルマでは無い。

スタイルはゴルフとイメージが重なるような小型4ドアハッチバックで、如何にも VW らしい。しかし、数値上は同サイズの筈のゴルフと比べると幅が狭く見える。一つは全高が高い事が挙げられるが‥‥それにしても、やっぱり全幅が狭い。

そこで角度を変えて見ると、 ID.3 はブリスターフェンダーが大きく張り出している事が判る。すなわち、全幅こそ同等だが、実際のボディはゴルフよりも狭いのだった。

そしてダッシュボードはというと

如何にも EV というものではなく、ゴルフと比べても雰囲気が近いものだ。勿論、コンソール上には AT セレクター等は無いが、それ以外は共通点も多く、ステアリングホイールに至っては同一?と思うくらいだ。

バッテリーはボルト EV 同様に床下に並んでいて見た目もそっくりだが、これはボルトと同じ韓国 LG 製バッテリーの為と思われるが、その甲斐もあって最近は見事に火災事故が発生している。

バッテリー以外では電力機器がリアに配置されているが、これでリアラゲッジスペースは大丈夫なのだろうか?

という事で、実際に写真で見ると‥‥う~ん、やっぱり床位置は高いが、まあ上手く処理してはいる。しかし、よくよく見れば幅が狭いから、実際に荷物を入れてみると結構使えないスペースという事はあり得る。

駆動モーターは 150kW 310N-m と発表されているから、これはシボレーボルトの 150kW 360N-m とほぼ等しい。

前述のようにライバルのシボレーボルトは韓国製バッテリーの発火問題で現在生産は休止中。それならチャンスかといえば、 ID.3 も最近発火事故が発生し、まあ同じ結果になるだろう。

結局 GM も VW も、早いところパナソニック製にでも切り替えた方が得策だとは思うが‥‥。いや、生産が出来ない間に、日産はリーフを売りまくる、というものあるなぁ。

なお、Volkswagen ID.3 1st Edition (2020)の詳細については下記にて。
  ⇒https://www.netcarshow.com/volkswagen/2020-id.3_1st_edition/

 


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