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2021/1/10 (Sun) 2020年1~12月期 米国小型車販売台数
今年の米国の小型車販売台数は3月頃からデーターが公表されていない状況で、その後ようやく第1~第3四半期迄の合計、すなわち1~9月の販売データーが発表された。その理由は勿論中共コロナウイルスの蔓延によるものだ。
そして、その後はまたまた未発表が続いたが、流石に昨年12カ月分が今回発表された。
その結果を見ると 、売り上げ減は前年比で‐14.4%というのは、意外に落ち込みが少ないようにも感じる。というのは日本で飲食業等が8割減等というニュースを聞いていて、それと比べるからだろう。
さて、順位については例年は殆ど変わらないのだが、今回は幾つかの変化があり、上位ではトヨタがフォードを押さえて2位となった。しかし同じ日本勢の日産は順位を一つとし、マツダは2ポイント落ちとなっている。
またBMWはメルセデス・ベンツと入れ替わっている。
Hyndai-KIa は一つ順位を上げたが、その理由は減少率が-7.6%と少ない事が効いたようだ。何故に落ち込みが少ないのか?
今年も相変わらず中共コロナよるパンデミックは続くだろうから、さてクルマの売れ行きはどうなるのだろうか?。
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2021/1/6 (Wed) 豊田社長が全面EV移行に懸念
2021年元旦がつい先日だったと思っていたらば、既に約1週間が過ぎようとしている。何しろ今年は年初めから天下分け目の米国大統領選挙の開票に向けて、膨大な情報が飛び交っている事もあり、姉妹ブログの方が忙しくて、本篇である試乗サイトに手が回らない状況となってしまっている。
加えて、世界的なパンデミックもあり、新型車の試乗どころか展示車の撮影さえ思うように出来ず、更には今まさに第2波が拡散中で、遂に外出もままならない事になってしまった。
という訳で、この日記も今日6日が初投稿というありさまだ。それで今回の内容はといえば、近い将来の自働車に関して、各国とも EV 化を表明しており、日本はと言えば、2030年代半ばにガソリン車の新車販売を禁止する方向で最終調整に入ったという状況で、ここは年の始めとして EV に関する動きを取り上げる事にする。
先ずは EV 化に対する政府の方針に対して、トヨタ自働車社長で自工会会長の豊田氏が意見を述べている事を紹介しよう。今迄、政府の方針に対してカーメーカーのトップが動画で意見を拡散するというのは無かった事だ。
そこで以下にその動画を埋め込んでおく。内容は18分程であり、未だ見ていない読者は是非とも見る事を勧める。
内容的にはまさにその通りであり、特に文系左翼の電気ならCO2を出さないという無知な事に釘を刺しているのが実に良い事だ。そして流石に表現は穏やかだが、ここはトランプ大統領風に「馬鹿野郎、充電する電気を作るのにCO2が出るだろう!」な~んて言いたいところだろう。
この世界的な EV 化に対して、ガソリンやディーゼルエンジンなどの内燃機関が不要になれば、日本の強みが無くなり、EV では一番進んでいる中共が有利となる、何て、これまたアホな事を言っている評論家先生もいるが、まあこれらの問題については、今後何回かに分けて述べる予定だ。
乞うご期待!