B_Otaku のクルマ日記


3月6~10日←  [2018年3月1~5日]  →2月26~28日


---------------------------------------------------------------------

2018/3/5 (Mon)  Nissan Cima

バブル経済華やかしき 1988年に日産から発売された シーマ (Cima) は、それまで国産高級車と言えばトヨタのクラウンか日産のセドリック/グロリアというジャパンオリジナルの5ナンバーを基本とするモデルしか無かった。これに物足りなさを感じていた中小企業経営者などが、それらよりもワンランク上のシーマに飛びついて大変なブームとなり、一時はシーマ現象などと呼ばれたのも今は昔‥‥。

その後はじり貧となるも4代目迄続いたが、遂に 2010年に販売中止となって、シーマの歴史は途絶えてしまった。しかし2012年に2年の空白を経て5代目が発売されたが、あれから6年経過して「あの人はいま」じゃないが、あのクルマはいま?とも言うべきシーマの現状を調べてみた。

先ずは5代目シーマの生い立ちだが、これは何の事は無いフーガハイブリッドをストレッチした、言ってみればフーガハイブリッド LHBというべきものだ。下の表を見れば判るが、全長とホイールベースがそれぞれ 140㎜ および 150㎜ 延長された以外は、エンジンもハイブリッド系もサスペンションも全て同じだ。ところでこのベースとなったフーガハイブリッドは最近販売が終了していた。

それではフーガのライバルはというと、実はこれがドンピシャのライバルは見当たらない。例えば同じくショーファードリブンの多いレクサス LS はクラスとしてはシーマよりも上だし、そうなるとフーガと動くらいのレクサス GS という事になるが、GS にはロングホイールベースが存在しない。ということで、シーマは独特の市場を狙った隙間商品というか、日産系の役員車としてプレジデントが無くなった現在、チョッとセコイが、まあ価格も比較的安いし、という立場のクルマになっているようだ。

それではシーマのエクステリアはといえば‥‥

それはもうフーガの伸ばして長くしたヤツ、そのものだ。勿論グリルは少し変えてはいる。

と言う事で次回からは本格的に内外装を見る事にする。

つづく






---------------------------------------------------------------------

2018/3/4 (Sun)  Lexus UX(2019)

レクサスの SUV といえば全米で大人気となり今日の高級 SUV ブームの基礎を作った RX をラインナップしているし、その後は一つ下 (Dセグメント) の NX も追加されているが、何しろこのブームで海外のトップメーカー達が挙って参入している今日この頃、レクサスだって安心しては居られない。特に最近では BMW X1 に代表されるCセグメントの小型 SUV がレクサスには無いのが辛い。

というところでレクサスが小型 SUV というかクロスオーバーというか、まあその手のクルマをジュネーブショーでワールドプレミアするそうで、それに先駆けて下の写真 (1枚だけ) が公開された。

それと共に短い動画も公開されている。

ジュネーブモーターショーは 3月6日~18日に開催されるので、6日まではこの写真1枚と短い動画で想像してくれ、と言う事だ。

一応詳細は下記にて参照できるが、勿論情報は最小限だ。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/lexus/2019-ux/






---------------------------------------------------------------------

2018/3/2 (Fri)  Mazda CX-5 <5>

コンソールは両グレード共に共通で AT セレクター、コマンドダイヤルとスイッチ類、パーキングブレーキスイッチ等が並んでいる。

コンソールの後部を拡大すると写真下では右上に見える SPROT モード切り替えスイッチが上の写真では L Package のみに付いているが、これはグレードが違うからでは無く、偶々 L Package がガソリン仕様だった事が原因で、要するにディーゼルにはモード切り替えスイッチが無いのだった。

コンソールの後端には定番のリア用エアアウトレットがあるが、両グレード共に共通でしかもシンプルで、それ以外には何も無い。

両グレード共にステアリングホイールは共通でパドルシフトはオプションとなっている。

メーター類も共通だが、エンジンにより回転計のフルスケールが異なるのは当然だ。写真下はディーゼルエンジンの為にフルスケールが 6,000rpm 、レッドゾーンが 5,000rpm だが、ガソリンエンジンの場合はフルスケールが 8,000rpm 、レッドゾーンが 6,500rpm となる。

ペダルについては標準的なウレタンパッドだが、マツダらしくアクセルべダルが自然に右足で踏めるように右に寄せて、更にはブレーキペダルとはフィーリングの違うオルガンペダルにより踏み間違いを防止している。これはマツダのポリシーであり、少し前まではカタログで大々的に謳っていた。

さてこの新型 CX-5 の走りは‥‥既に Proactive XD での試乗を済ませているので、近日中に試乗記とする予定だ。

乞うご期待




---------------------------------------------------------------------

2018/3/1 (Thu)  Mazda CX-5 <4>

今回はインパネの比較から。

一見したところ両グレードに大きな違いは見つからない。

センタークラスターを比べると‥‥う~ん、これも一見したたでけは違いは判らない。えっ、同じ写真並べたんじゃねえか、って?

実は更に拡大すると判るのだが、写真下ではエアアウトレットの右側に延びるトリムが PROACTIVE ではシルバー塗装、L Packege ではウッド+艶消しクロームという違いがある。それ意外では PROACTIVE でもパッドにステッチなど基本的に変わらない。

オートエアコンは両グレードに共通となっている。

インパネ右側のエアアウトレット付近を比べると、ここもセンタークラスターと同様に水平トリムの材質が異なっている。ただし余程良く見ないとその違いが判別し難い。

同じくインパネ右端で、下端には制御関係のスイッチが並んでいる。

こうして見ると、 PROACTIVE でも充分な装備を持っているのが判るし「じゃあ L Packege って何なのさ」と言う事になるが、L っていうのは Luxury かと思ったが、寧ろ Leather なのかもしれない。

つづく


3月6~10日←  [2018年3月1~5日]  →2月26~28日