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2017/11/30(Thu) BMW 523i Touring <3>
ここからはインテリアを眺める事にするがワゴンとしての違いは勿論、前回の 523d はデザインラインが M Sport であったことから、Luxury vs M Sport としての比較も兼ねる事にする。
ドアを開けた段階でツーリングの特徴は当然ながらリアのルーフが水平であることで、それ以外はセダンと変わらず、特にフロントについては見分けは付かない。
室内の雰囲気に大きく影響するシート表皮は、Luxury ではレザーに白いアクセントラインが入っていて豪華と共にモダーンな雰囲気がある。対する M Sport はお馴染みのアルカンターラと専用ファブリックのコンビで、これはこれは中々良い雰囲気でもある。
シルプレートは其々それらしきモノが付いている。
ドアのインナートリムは実は M Sport も Luxury と同じで、唯一違いらしいのはステッチの糸の色が M Sport ではブルーとなっているくらいだ。以前のモデルでは M Sport のドアトリムはアルカンターラを使用して中々雰囲気の良いモノだったのに‥‥。
今回の Luxury は5シリーズのキャラクターからすれば最も相応しいものとも感じるが、いやいや M Sport だって BMW = スポーツセダンという世間の感覚からすれば、これまた相相応しいとも言えるし‥‥。付け加えればライバルのメルセデスだって最近は AMG 風味を強調してのスポーティー路線に励んでいるから、今や単純に BMW がスポーティーイメージかと言えばそうでもない。
次回も引き続き残るインテリアについて見て行く事にする。
つづく
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2017/11/28(Tue) 世界権力者図鑑
前回は2013年秋に出版された「世界権力者図鑑」という本は、世界の情勢を知るのには中々為になるモノで、これはもう非B層を自任するなら必修の教科書というところだ。
その世界権力者図鑑が前作から4年が経過したことで、この度新版が出版された。今回は当然ながらトランプ大統領とその周辺についての記事がかなり多くなっている。まあ前作の2013年当時ではトランプ氏は全くの無名だし、まさかそういう人物が大統領になるとは誰も思っていなった、というよりも開票結果が出るまではマスコミもヒラリー氏の当選を信じて疑わなかったくらいだ。
本書ではそのトランプ氏に関する人脈に紙面の半分を割いているのは、世界の動向の中心はヤッパリアメリカだとうことだ。ただし、本書では中国にも全3章のうちの一章を割いているのは今後中国が米国に代わって世界のトップに立つ事が想定される現在を象徴している。
この本は結構人気があるようで、前回は油断したら売り切れになってしまい、増刷まで待てないので割高の中古本を買う羽目になってしまったが、その経験から今年は既にGET済み。
あっ、別に読者のみなさんに買えと言っている訳では無いので念の為‥‥。
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2017/11/27(Mon) BMW 523i Touring <2>
フロントビューはルーフのレールを見なければセダンとの違いは判らない。それにしても5シリーズは3シリーズより迫力がある! しかしその代償は 1,870㎜ という全幅で、これはファミリーマンションの立体駐車場には入らないから、場合によっては近所の民間駐車場を借りる羽目になる。えっ、機械式よりも平置きの方が安い、って? 確かに立体式は設備の償却費と保守費があるから高く付くかもしれない。
リアから見ても妙にセダンっぽいのは、ショルダーラインを僅かに後方に出す事でセダンのトランクルーム的に見せているからで、言い換えればワゴンっぽく無い!
サイドビューでは3シリーズツーリングよりもリアオーバーハングが長くワゴンらしいが、実は5シリーズ同士ではセダンよりも全長が 5㎜ 長いだけだから、要するに5シリーズ自体がリアオーバーハングの長いデザインとなっているのだった。
今回の写真のクルマのデザインラインは ”Luxury" であり、フロントフェンダーサイドにもそのようなエンブレムが付いている。650万円のスタンダードではなく 793万円のラグジュアリーだぞう、143万円も高いんだぞぉ~っ、ていうメッセージだ!
付け加えればエンブレムの下に見えるサイドエアアウトレットにもクロームメッキが施されている。そりぁ何てったってラグジュアリーっていうくらいだからねっ。
523i のエンジンは B48B20A 4気筒 2.0L 184ps 290N-m で、これは 320i のエンジンと型式も性能も全く同じだが、それなのに 523i っておかしいだろう? 520i って呼ぶべきだぞぉ~! 何とか言えよう。
その件につきましては、問題無いと閣議決定されました、って訳無いよなぁ‥‥。
トップカバーには "Twin Power Turbo" のエンブレムが誇らしげにある。このツインパワーターボを6気筒を3気筒ずつ2つのターボを使用して各タービンの負荷を減らしてレスポンスを向上させる "ツインターボ” と混同している例もあるが、まあ BMW の商標も間違い易いのも事実だ。
それでこのTwin Power Turbo っていうのは何かと言えば直噴と可変ジオメトリーという2つ、すなわちツインの技術を使ったターボという事らしい。
写真の Luxury のタイヤは 245/45R18 とスタンダードの 225/55R17 よりも大きく、ホイールのデザインはスポークの多い優雅なものになっている。
ブレーキキャリパーは BMW らしく片押しシングルピストンとショボいが、勿論性能的には十分だ (と思う) 。
色々オチョクってみたが、正直言ってヤッパリ3シリーズツーリングよりもワゴンらしいし高級っぽいのは、まあ当然だった。いやいや、インテリアを見る前に結論付けるのは早いぞぉ~、ということで‥‥
つづく
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2017/11/26(Sun) BMW 523i Touring
BMW のEセグメントセダンである5シリーズが FMC されて G30 となったのが今年の2月で、その後ステーションワゴンタイプのツーリング (G31) が追加となったのが6月だった。と言う事は既に半年近くが経ってしまったが、遅ればせながらこの新型ツーリングを写真にて紹介する。
先ずはスペックを比べてみると勿論基本的にはセダンと全く同じであり、要するにBピラー以降のボディーを変更してワゴンとしたものだが、その分の重量は当然増していてその差は 100㎏ にもなっている。そして価格差は 33万円で、これが高いか安いかは判断が難しいところだ。
なお比較表の車種はボトム側から2モデルとしたが、それでも 523i と 523d 価格差は意外に大きく、特に 523i のスタンダードモデルの買い得感が際立っている。
それでは何時ものように先ずは前後からその全景を見ると、フロントはBピラー以前はセダンと全く同じであり、下の写真ではリアクオーターウィンドウが僅かに確認できる事で辛うじてワゴンであることが判る程度だ。
BMW のワゴンはメルセデスベンツに比べると実用よりもスタイリッシュな点を重視している傾向があるが、そうは言ってもそこは Eセグメントの5シリーズだけあって、3シリーズのツーリングに比べればリアのオーバーハングも長く、よりワゴンらしさを感じられる。まあ元々ワゴンをワゴンらしく使うにはこのくらいにサイズが必要なのだ。
今回は例によってイントロだから、次回からは本格的に各部の写真を掲載する。
つづく
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